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パワーレンジャー日記V
(ライトスピード&ニンジャストーム編)
2003年4月14日(月)・不定期ニンジャストーム(基礎データ)
さて、海外版ハリケンジャーことニンジャストームですが、
アメリカでの放送開始から2ヶ月を経て、9話まで放送されたようです。
こちらも、そろそろ態勢が整ったので、ようやく追跡を始めようかな、と。
まず、基礎データをば。
レッドウィンドレンジャー:Shane。
忍者学校(ウィンド・ニンジャ・アカデミー)の落ちこぼれという設定は変わらず。
武器のドライガンは、ホークブラスターという名称に。
飛行装備のグライダーの他、オリジナルバイクのツナミ・サイクルを駆り、
(グライダーとツナミ・サイクルは3人とも配備されてます)
ホークゾードを操ります。
素顔は、一甲みたいな短髪黒髪で、マジメそうな印象かと。
鷹介とはイメージが異なる雰囲気。
イエローウィンドレンジャー:Dustin。
武器のクエイクハンマーは、ライオンハンマーに。
ライオンゾードを駆り、
普段はモトクロスライダーだったりします。
素顔は、陽気なラテン系のキャラで、
吼太とは髪型が似ていると思います。
ブルーウィンドレンジャー:Tori Hanson。
武器のソニックメガホンは、ソニックフィンに。
ドルフィンゾードを駆り、
普段はサーファーだったりします。
(歌手という設定はなし)
素顔は、長いブロンドの美女。
クリムゾンサンダーレンジャー:Hunter。
武器のホーンブレイカーは、クリムゾンブラスターに。
イカズチ丸は、サンダースタッフという名称になってます。
クリムゾン・インセクティゾードを駆ります。
また、バイクのバリサンダーはツナミ・サイクルとして健在。
素顔は、金髪のハンサムボーイ(イン・スペースのゼインに似た感じ)。
ネイビーサンダーレンジャー:Blake。
武器のスタッグブレイカーは、ネイビーアントラーに。
兄同様に、サンダースタッフとツナミ・サイクルを使用。
ネイビー・ビートルゾードを駆ります。
素顔は東洋人……って、おい、本当に兄と血がつながってるの?
一応、原作同様(というかそれ以上に)、Toriと仲良くなる感じ。
Sensei:ハムスター館長のこと。
何か、ギニア・ピッグに変身して、戻れないそうな。
こちらとは異なる、ハムスター似のぬいぐるみだったりする。
東洋風の帽子を着て、着物を着た怪しい小動物(^^;)。
Cameron:Senseiの息子で、おぼろさんみたいな役割の科学者。
一応、サンダーレンジャー(ゴウライジャー)は、
自分の両親がSenseiに殺されたとだまされて、敵方に付きます。
でも、実は親の仇が、敵自身だと判明して、味方になるそうな。
何だか、単純な話になっている気がする。
一応、父親が東洋系、母親がブロンド美女なので、
明らかに人種の異なるHunterとBlakeが兄弟という設定にも、
筋は通っているのかもしれない。
グリーンサムライ:まだ未登場だが、名前だけ紹介。
もちろんシュリケンジャーのこと。
果たして、どんな設定になることやら。
必殺技トリプルガジェットは、ストームストライカーに、
ダブルガジェットは、サンダーキャノンになります。
3機のニンジャゾードが合体して、ストームメガゾード(旋風神)に。
ハリアーは、ライトニングモードという名前で登場。
カラクリボールは、パワースフィアーという名称。
武器の名前は、確認済みのものが2点だけ。
サーペントソード(ソードスラッシャー)と、ラムハンマー(ゴートクラッシャー)。
2機のサンダーゾードは合体して、サンダーメガゾード(轟雷神)になります。
パワレンファンだと、この名前は「第2シーズンの大連王」を思い出しますが、
とうとう再使用になっちゃいましたね。
まあ、忍者というネタ自体、「第3シーズンの使い回し」と言われてるでしょうし、
来年は、もう恐竜ネタだから、「元祖の使い回し」と言われるのは目に見えてます。
ここは、確信犯を装って、「原点回帰です」と主張するしか(笑)。
ちなみに、轟雷旋風神はサンダーストームメガゾードですが、
まだ登場してはいないようです。
ついでに、天空神は、グリーンスターだそうな。
ゴレンジャーのバイクの名前みたい。
あと、敵役。
タウザント様の代わりに、移動可能なオリジナル首領Lothorが登場。
ウェンディーヌはKapri、フラビーはMarahという名で、
首領の姪の姉妹だそうな。
サーガインはZurgane、チュウズーボはChoobo。
何だか、あまり変わってない名前です。
マンマルバ他は未登場な状況。
戦闘員のマゲラッパは、Kelzacksとのこと。
2003年4月14日(月)・不定期ニンジャストーム(1〜9話)
1話は、原作1話と同じ。忍者学校の壊滅と、初戦闘。
2話は、やはり原作2話と同じ。
レッドがリーダーとしての自覚を学ぶ回。
3話は、原作3話のブルー主役回。
演ドルではないので、写真雑誌のインタビュアーに化けた
KapriとMarahがブルーのコピーを作る話に改編。
4話は、登場怪人は原作4話のモグドラゴ。
でも、中身はオリジナルのイエロー主役回。
この回から、サンダーレンジャーが登場します。
5話〜7話の、3話に渡って、サンダーレンジャーとの対立編。
原作の7話、8話、そして一気に飛んで15話。
あまり、長引かずに誤解が解けて、あっさり仲間になった感じです。
8話は、原作5話のハナサッカ導師の回。
9話は、とある事情で、放送が遅れたそうな(後で、記載)。
そして、10話はサンダーレンジャーが敵陣に乗り込んだものの、
捕まってしまい、洗脳されて敵対する話らしい。
一応、原作16話が元ネタっぽいけど、
まだ前編だけしか放送していないようなので、
今後の展開を見ないと断定はできないですね。
……ということで、今回はここまで。
2003年5月15日(木)・不定期ニンジャストーム(10〜14話)
ニンジャストームは、この1ヶ月の間に、4話が放送されました。
といっても、10〜13話は、4部作。
10〜12話は原作の16〜18話の、ほぼそのままコピーです。
13話は、原作19話。すなわち、風雷合体して、チュウズーボを撃退する話。
なお、風雷丸はミニゾードと呼ばれております。
14話は、原作20話。
五重連ビクトリーガジェットことストームサンダーキャノンを披露。
順当に進めば、次の話でシュリケンジャーことグリーンサムライが登場します。
天空神は、以前、グリーンスターと書いたけど、サムライスターの可能性もあり。
手短ながら、今回はここまで。
PS:以前、NOVAはサンダーレンジャーの両親について、
「一応、父親が東洋系、母親がブロンド美女なので」と書きましたが、
どうやら、それは画像を見誤ったらしいことが判明しました。
たぶん、勝手な推測が目を曇らせていたのかも。
実際のところ、サンダーレンジャーは「養子なので人種が違う」という設定だそうです。
もし、迷惑を掛けた人が入れば、この場で訂正の上、つつしんでお詫び申し上げます。
2003年6月10日(火)・不定期ニンジャストーム(15〜18話)
さて、今回は、待望のグリーンサムライ・レンジャーの登場です。
日本版での正体不明の戦士とちがって、意外なキャラが変身です。
Senseiの息子の科学者Cameron君がその正体。
彼の役割は、おぼろさん的ポジションだったわけですが、
まあ、シュリケンジャーも新メカをいろいろ持ってきてくれたから、
役割がうまく統合された形になったと、言えましょう。
よって、お楽しみの「過去俳優への変装」はなしでしょうね。
まあ、グリーンサムライ・レンジャーの登場編は同時に、
日本とは異なるニンジャストームならではの設定公開編とも
言えるわけで、今後のオリジナル展開への伏線が示されました。
それでは、一話ずつ見ていきましょう。
●まず、15話は登場怪人がフタブタ坊(つまり原作7話)。
ゴウライジャーがハリケンジャーの前に初出現する原作と異なり、
怪人以外は全くのオリジナルストーリーでした。
サンダーレンジャーが敵の次元ブタによる異空間に囚われ、
それを救い出すウィンドレンジャーの物語です。
どうも、日本のシリアスなゴウライジャーと違って、
向こうのサンダーレンジャーって、しょっちゅう敵に捕まってしまう
三枚目キャラになっているような感じがします(^^;)。
●次に16話からグリーンサムライ登場の3部作(4部作かも)。
登場怪人は、22話のジン・ギローン。
でも、人を!マークに変える特殊能力は持ってませんし、
おまけにサタやんも登場しないでやんの。
単純に「敵にパワーを吸い取られて大ピンチの5忍衆」って展開。
一方、自らレンジャーになることに憧れていたCameron君が
レンジャーのピンチを救うパワーを求めて、「時の巻き物」で
過去に向かう選択をするところでつづきます。
●17話は、過去の世界の忍者学校でCameron君が3人の学生に遭遇。
1人は、彼の父親のSenseiの若い日の姿Kanoi。
もう1人は、彼の母親になる予定の女生徒Miko。
そして、Kanoiの双子の兄弟のKiya。
Mikoは「パワーを秘めたグリーン・アミュレット」を持っていましたが、
それを「闇の忍術」を学んだKiyaに盗まれます。
Cameron君がKiyaと戦い、「グリーン・アミュレット」を取り返します。
そして、Kiyaは宇宙に追放されますが、彼が後に名を変え、
敵の首領Lothorとして忍者学校に復讐をすることになったわけです。
一方、Cameron君はMikoから正式に「グリーン・アミュレット」を託され、
現代に戻ります。そして、その力でグリーンサムライに変身。
敵怪人を撃退して、他のレンジャーの窮地を救います。
●18話は、25話のバンパ・イヤーンが登場。
ただし、吼太のおばあちゃんのあややが登場した話とは異なり、
単純に再生怪人と6人レンジャーの戦いがメインの話です。
一応、天空旋風神ことストームメガゾード・サムライストームモード登場が
ポイントになる話かと。
さて、このCameron君、過去のパワレンキャラだと
元祖ブルーレンジャーのビリーに相当するキャラっぽいですね。
要するにメガネ君。
まあ、日本のものと設定は異なりますが、応援はしていきたいです。
でも、サタラクラもマンマルバ成長体も登場しない現状は、
少し哀しいです。彼らの登場が、目下の希望。
2003年7月8日(火)・不定期ニンジャストーム(19〜22話)
今回は、キャラ話中心で、あまり大きな展開になってませんでした。
サタラクラが出そうにないことを知って、シクシク状態です。
もっとも、あのしばしばプラカードを持ったキャラって、
パワレンでは使いにくそうですがね。
それと、マンマルバ成長体も出てこないので、
サソリの毒で死にそうな兄者って展開もなし。
まあ、大きな縦糸が見られない分、個々のキャラのエピソードは、
日本のハリケンジャーよりも充実している感じです。
何しろ、グリーンサムライが謎の人ではないですしね。
で、戦隊としては、そういう謎を排した一話完結の、
キャラ中心スタイルが、昔の王道だったりしますから、
児童対象作品としては、そちらの方が正解かも。
それでは、一話ずつ見ていきましょう。
●まず、19話は登場怪人がキラ・コローネ(つまり原作23話)。
原作では、シュリケンジャーの初変装(メガレッド)がメインの回でしたが、
さすがに、アンドロス(スペースレッド)がゲスト出演したりはしません。
ブルーとイエローが、香水にされるというのが話のメイン
(サブタイトルが「The Scent of Rangers(レンジャー香水)」。
でも、それだけだと話が作れないので、Cameron君のエピソード付き。
ええと、彼が「基地内でのメカ管理」と「レンジャーとしての戦い」で、
オーバーワーク気味なので、自分のコピーロボットを作ったりする話。
こういうコピーロボットって、思わぬ欠点があって、
そこから事件が起こる展開がありがちなんですが、
Cameron君のコピーロボットは優秀で、
きちんと「基地内の雑務」をこなしているようです。
これで、心おきなく、グリーンサムライとして活躍可能に。
●次の20話は、登場怪人がチューピッド(つまり、原作26話)。
原作では、シュリケンジャーの変装したメガブルーと、
クワガライジャーが、ハリケンブルーへの恋心をぶつける話。
でも、さすがにT.J(スペースブルー)や
ゼイン(日本版声優がメガブルー)がゲスト出演はしませんね。
それでも、Cameron君とBlake君がToriちゃんをめぐって、
恋の火花を散らします。
顔見知りの二人が争う分、原作よりも生々しい感じがします。
あとは、天空轟雷神ことサンダーメガゾード・サムライストームモードが
初登場します。
●21話は、登場怪人がウナダイゴ(つまり、原作24話)。
原作では、シュリケンジャーの変装したゴーレッドが、
ゴウライジャーに太鼓を教える話ですが、
やはりカーター(レスキューレッド)がゲスト出演することはありません。
一応、Hunterと少年の交流話みたいですね。
新カラクリボールの「カブトスピアー」を披露。
●22話は、あのフラビジェンヌが登場する原作30話が元ネタ。
しかし、メインキャラは、Toriではなくて、Dustin君。
つまり、Dustin君が、Marah(フラビー)といい仲になる話に、
改編されているわけです。
もちろん、Marahは後で、Dustin君を裏切る形になるわけですが。
原作ハリケンジャーでは、親族絡みのエピソード以外、目立たなかった
イエローですが、パワレンでは今後もう少し目立ってくれそうな予感。
後は一応、新カラクリボールの「ピタットヒトデ」を披露。
ええと、現在、カラクリボール(パワースフィア)の
英語バージョンの名称を探している最中ですが、
いいサイトがあれば、情報希望って感じですね。
2003年9月7日(日)・不定期ニンジャストーム(23〜29話)
8月いっぱいで終了した「ライトスピード」の方は、
まとめて過去ログ送りにして、ニンジャストームがメインになりました。
それと、9月に入ってから、「イン・スペース」が再放送しているわけですが、
さすがに一度、簡単だけど日記を書いているわけだし、
毎日2話分の感想を書くのも大変なので、ここでは触れず。
2年前、NOVAが何を書いたか、見たい方は、こちらに飛んでください。
もちろん、この時期に合わせて、長い間の懸念だった、
「イン・スペースのまとめ記事」もいい加減に完成させたいと思っています。
まあ、先週放送された1〜10話をもう一度見て、思ったのは、
アシュレーって、初対面の時から、アンドロスに興味あったんだな、と。
途中からだんだん親しくなっていった、と思い違いしていたんだけど、
第1話から、積極的にアプローチしていたんですね。
何にせよ、2週め(11〜20話)は、非常にイベントの豊富な回なので、
毎朝が楽しみだったりもします。
さて、本題の「ニンジャストーム」ですが、さすがに2ヶ月ぶりだと、
いろいろ興味深い展開になってるようです。
まず、サタラクラやマンマルバ成長体、
それとサンダールが次々と登場してまいりました。
それと、レッドのオリジナル装備バトライザーアーマーが登場。
鷹のモチーフをあしらったアーマーです。
最後に、リボルバーマンモスことマイティ・マンモス・ゾードも出現。
まとめ記事に付け加えないといけない情報がいっぱいです。
では、各話を順に見ていきましょう。
●23話は、ギニアピッグ館長こと、Senseiが人間に戻ろうとして失敗。
何と、レッドやイエローと肉体交換してしまう話です。
登場怪人は、原作27話のオモカルですが、ストーリー上は何の関係もありません。
●24話は、原作の29話が元ネタ。
イエローがリーダーになると主張して、レッドと対立する話。
そんなケンカをしている間に、仲間が捕まってしまい、
結局、和解の末に相手を撃退する、原作ッポイ話みたい。
●25話は、マンマルバ成長体が登場。
名前は、Motodrone。
バイクに乗って、サンダーレンジャー(ゴウライジャー)と
戦うシーンが印象的で、原作36話と思われます。
この話では、あっさり撃退されるMotodroneですが、
再生して、後々にも登場してきます。
●26話と27話は前後編。
サンダールが宇宙の賞金稼ぎVexacusとして登場。
異星人Karminionを追って、地球にやってきます。
Karminionは、レッドレンジャーShaneの幼少時に出会っていて、
少女Skylaの姿となって、助けを求めてきます。
まるで、劇場版ハリケンジャーのライーナ姫を思わせる展開です。
ShaneはKarminionを守って、Vexacusと戦いますが、
相手の力に大苦戦。しかし、Karminionは超能力を発動。
その力で、レッドレンジャーはバトライザーアーマーを装着。
圧倒されたVexacusは、復讐のために敵組織と手を組むと。
●28話と29話は、原作31〜33話が元ネタ。
Motodroneが再生し、
また古代の仮面からShimazu(サタラクラ)が蘇ってきます。
そして、原作同様の狼作戦を展開するわけですが、
Cameron君が古文書を解読して見つけた新兵器
マイティ・マンモス・ゾードで逆転勝利と。
さて、例年どおりですと、そろそろ前作のキャラのゲスト出演という
一大イベントが楽しみな時期です。
次あたりにでも、紹介できるかな。
2003年10月20日(月)・不定期ニンジャストーム(30〜34話)
9月いっぱいは、「イン・スペース」の再放送を堪能。
で、その後は、しばしパワレン離れしてましたが、
久々に、「ニンジャストーム」をチェック。
で、サーガインの死亡エピソードなど、終盤に入ってきたにも関わらず、
前作キャラとの共演話はまったくなし。
もしかして最終決戦での共演?
(ちなみに、タイムフォースの共演話は33話、
ワイルドフォースだと24〜25話、
フォーエバーレッドは34話
それ以前だと、ライトスピードレスキュー29〜30話、
ロストギャラクシー30〜31話だから、
明らかに遅れている感じが濃厚。
もしかすると、今年は無しなのか? とドキドキ)
心配はともかく、
今回の最大のネタは、天雷旋風神ことハリケーン・メガゾードの登場と。
では、各話を順に見ていきましょう。
●30話は、原作とは関係なしの面白そうな話。
ブルーレンジャー・Toriが、別次元に飛ばされます。
そこではパワーレンジャーが邪悪で(!)、
本来の敵役が正義だったりします。
Toriは「暗黒七本槍」の連中と協力して、
邪悪なパワーレンジャーと戦います。
で、元の次元に戻ってくる、と。
一応、戻ってきた後、
蛾のモンスター(原作39〜40話のフショクルーガ?)と
戦ったりもするんですが、そちらはおまけって感じ。
まあ、原作は「シュリケンジャーの秘密」にまつわるエピソードで、
パワレンでは話が全く異なりますから、戦闘映像だけ使ったんでしょう。
●31話は、原作38話が元ネタ。
一鍬が父の遺した魔剣「鬼雷丸」に翻弄されるエピソード。
パワレンでは異なり、単にBlake君が昔の修行時代に、
未修得だった奥義を身に付けて、敵と戦うだけの話になってます。
その際、Toriちゃんとの関係も深まっている感じです。
●32話は、原作37話が元ネタ。
ドラマ部分は、レッドレンジャーShaneと彼の兄の交流話。
そこに、Motodrone(マンマルバ成長体)が送り出す、
モンスターEyesac(マンマルバ暴走体)が襲撃すると。
パワレンでは、マンマルバの成長体と暴走体は別キャラなんですね。
そして、Eyesacを倒すため、ハリケーン・メガゾード出撃という展開。
●33〜34話は、原作42〜43話が元ネタ。
マンモス騎乗のハリケーン・メガゾードを駆って、
Zurgane(サーガイン)を撃退する話で、ほぼ原作どおりです。
ただし、闇石にまつわるエピソードは割愛されてますが。
闇石がないってことは、終盤の展開は、原作とは別物と期待できそう。
●おまけ:ニンジャストーム・パワースフィア(カラクリボール)データ
今回、データが分かったので、ここに挙げておきます。
( )内は原作名ってことで。
1:サーペントソード(ソードスラッシャー)
2:ラムハンマー(ゴートクラッシャー)
3:タートルメイス(トータスハンマー)
4:スピンブレード(プラントアックス)
5:ライオンレーザー(ガトリングレオ)
6:スキッド(スキッドアタッカー)
7&8:ミニゾード(風雷丸)
9:スカーフ(カラクリマント)
10:ビースピナー(スピンビー)
11:スティングブラスター(カブトスピア)
12:スパイダー(キャッチスパイダー)
13:スーパースタンプ(カラクリスタンプ)
14:スターブレイザー(ピタットヒトデ)
15〜17:ニンジャファイヤーバード(トライコンドル)
2004年1月3日(土)・不定期ニンジャストーム(9話、35〜最終話)
ようやく、ニンジャストームの最終話をアップです。
ええと、それと今回、9話の放送が、アメリカでは遅れていたことが判明。
よって、ここの日記にこれまで記載していた放送話が、
9話以降、1つずつズレた形になっていました。
(すでに手直し済み)
そこで、遅ればせながら、9話がどういう話だったか、まず確認。
●9話は、原作6話が元ネタですね。
Toriがパワースフィアのタートルメイスを手に入れる話です。
でも、実は6話(原作8話)で、タートルメイスを使うシーンがあって、
ストーリー上、矛盾が生じたらしい。
製作の混乱とか、辻褄合わせなのか、とにかく、いろいろな事情で、
結局、放送が延期になったのだとか。
でも、だったら正式の放送話数は、9話ではなく、
5話以前にしないといけない気がするんだけど、
将来の再放送とか、日本語版のときはどうするのか心配。
●35話は、原作47話が元ネタ。
でも原作は、御前さまの過去が判明する重要エピソードですが、
そういう話は、パワレンでは一切なくて、
単に、災扇獣デザーギが倒される部分だけ採用。
どちらかと言えば、オリジナル話に近く、
グリーンサムライの宇宙用オリジナルマシン・
ドラゴンフォースビークルが活躍するのがポイント。
それと、原作第1話で、忍風館壊滅の際、
行方不明になったまま最終話でも忘れ去られちゃった
哀れな見習い忍者生徒たちですが、
パワレンでは、この話でグリーンサムライによって
敵要塞内部で捕まっているのを発見されます。
(救出には至らなかったのですが)
あと、この話で、Motodrone(マンマルバ成長体)が
敵要塞に吸収され、退場と。
●36話は、原作46話が元ネタ。
もちろん、御前さまとおせち料理のエピソードはカットされ、
3体の天空神が登場する戦闘シーンだけ採用。
そして、最大の違いは、
Marah(フラビー)と、Kapri(ウェンディーヌ)が、
Shimazu(サタラクラ)を裏切って、倒してしまうこと。
●37話は、原作50話が元ネタ。
ストーリーとしては、敵首領のLothorが「地獄の穴」を開く部分と、
轟雷神がVexacus(サンダール)といっしょに自爆する展開が同じ。
その後、Lothorが味方基地に侵入して、
Cam(グリーンサムライ)を捕獲、
天空神ともども基地を破壊してしまった状況で、最終話に続く。
●最終話の38話は、原作の最終話にも通じますが、再構成されています。
まず、崩壊した基地跡で、ギニアピッグ館長が人間に戻って、
しかも自爆したサンダーレンジャーとともに復活。
ウィンドレンジャーは、Lothorの駆るゾード(タウ・ザント究極体)と
巨大戦を展開。
一方で、サンダーレンジャーは敵要塞に侵入して、
捕らわれたCamや見習い忍者生徒たちを救出。
(ついでにMarahとKapriも)
そして、ウィンドレンジャーは、メガゾードで敵ゾードと相討ち。
Lothorは「地獄の穴」から、過去に倒されたモンスターを召喚します。
大ピンチのウィンドレンジャーですが、
駆けつけてきたサンダーレンジャーおよび
見習い忍者生徒たちの協力で、敵集団を殲滅。
Lothorとの最終対決にも勝利をします。
最後に、無事に忍者アカデミーを卒業したレンジャーたち。
新しく入学してきたMarahとKapri。
そして、レンジャーたちは、アカデミーの新教官として彼らを迎えるのでした。
●最終感想
今回、一番残念なのは、パワレン名物の共演編がなかったこと。
ドラマとしても、原作の御前さまエピソードを丸ごとカットし、
その代わりとなるようなストーリーも構築できなかったことで、
どうも魅力を欠いているのでは? と思えます。
ただ、最終決戦での、圧倒的多数の敵VS忍者アカデミー生徒の大激突は、
日本では見られない、大規模集団戦闘になっていそうで、楽しめそう。
ともあれ、次は、「タイムフォース」日本版あるいは「ダイノサンダー」追跡まで、
待機中ってことで。