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パワーレンジャー日記V
(ライトスピード&ニンジャストーム編)

ライトスピードレスキュー過去ログ


 2003年4月14日(月)・不定期ニンジャストーム(基礎データ)

  さて、海外版ハリケンジャーことニンジャストームですが、
    アメリカでの放送開始から2ヶ月を経て、9話まで放送されたようです。
    こちらも、そろそろ態勢が整ったので、ようやく追跡を始めようかな、と。

  まず、基礎データをば。

   レッドウィンドレンジャーShane
     忍者学校(ウィンド・ニンジャ・アカデミー)の落ちこぼれという設定は変わらず。
     武器のドライガンは、
ホークブラスターという名称に。
     飛行装備のグライダーの他、オリジナルバイクの
ツナミ・サイクルを駆り、
     (グライダーとツナミ・サイクルは3人とも配備されてます)
     
ホークゾードを操ります。
     素顔は、
一甲みたいな短髪黒髪で、マジメそうな印象かと。
     
鷹介とはイメージが異なる雰囲気。

   イエローウィンドレンジャーDustin
     武器のクエイクハンマーは、
ライオンハンマーに。
     
ライオンゾードを駆り、
     普段はモトクロスライダーだったりします。
     素顔は、陽気なラテン系のキャラで、
     
吼太とは髪型が似ていると思います。

   ブルーウィンドレンジャーTori Hanson
     武器のソニックメガホンは、
ソニックフィンに。
     
ドルフィンゾードを駆り、
     普段はサーファーだったりします。
     (歌手という設定はなし)
     素顔は、長いブロンドの美女。

   クリムゾンサンダーレンジャーHunter
     武器のホーンブレイカーは、
クリムゾンブラスターに。
     イカズチ丸は、サンダースタッフという名称になってます。
     
クリムゾン・インセクティゾードを駆ります。
     また、バイクのバリサンダーは
ツナミ・サイクルとして健在。
     素顔は、金髪のハンサムボーイ(イン・スペースのゼインに似た感じ)。

   ネイビーサンダーレンジャーBlake
     武器のスタッグブレイカーは、
ネイビーアントラーに。
     兄同様に、サンダースタッフと
ツナミ・サイクルを使用。
     
ネイビー・ビートルゾードを駆ります。
     素顔は東洋人……って、おい、本当に兄と血がつながってるの?
     一応、原作同様(というかそれ以上に)、
Toriと仲良くなる感じ。

   Sensei:ハムスター館長のこと。
        何か、ギニア・ピッグに変身して、戻れないそうな。
        こちらとは異なる、ハムスター似のぬいぐるみだったりする。
        東洋風の帽子を着て、着物を着た怪しい小動物(^^;)。

   Cameron:Senseiの息子で、おぼろさんみたいな役割の科学者。

    一応、サンダーレンジャー(ゴウライジャー)は、
     自分の両親がSenseiに殺されたとだまされて、敵方に付きます。
     でも、実は親の仇が、敵自身だと判明して、味方になるそうな。
      何だか、単純な話になっている気がする。
     一応、父親が東洋系、母親がブロンド美女なので、
      明らかに人種の異なる
HunterBlakeが兄弟という設定にも、
      筋は通っているのかもしれない。

   グリーンサムライ:まだ未登場だが、名前だけ紹介。
               もちろん
シュリケンジャーのこと。
               果たして、どんな設定になることやら。

   必殺技トリプルガジェットは、ストームストライカーに、
       ダブルガジェットは、
サンダーキャノンになります。

   3機のニンジャゾードが合体して、ストームメガゾード(旋風神)に。
     ハリアーは、
ライトニングモードという名前で登場。
     カラクリボールは、パワースフィアーという名称。
     武器の名前は、確認済みのものが2点だけ。
      
サーペントソード(ソードスラッシャー)と、ラムハンマー(ゴートクラッシャー)。

   2機のサンダーゾードは合体して、サンダーメガゾード(轟雷神)になります。
    パワレンファンだと、この名前は
「第2シーズンの大連王」を思い出しますが、
    とうとう再使用になっちゃいましたね。
     まあ、忍者というネタ自体、「第3シーズンの使い回し」と言われてるでしょうし、
     来年は、もう恐竜ネタだから、「元祖の使い回し」と言われるのは目に見えてます。
      ここは、
確信犯を装って、「原点回帰です」と主張するしか(笑)。

    ちなみに、轟雷旋風神サンダーストームメガゾードですが、
     まだ登場してはいないようです。
    ついでに、
天空神は、グリーンスターだそうな。
      ゴレンジャーのバイクの名前みたい。

   あと、敵役。
     タウザント様の代わりに、移動可能なオリジナル首領Lothorが登場。
      
ウェンディーヌはKapriフラビーはMarahという名で、
      首領の姪の姉妹だそうな。

     サーガインはZurgane
チュウズーボはChoobo
      何だか、あまり変わってない名前です。
       
マンマルバ他は未登場な状況。
      戦闘員のマゲラッパは、Kelzacksとのこと。


 2003年4月14日(月)・不定期ニンジャストーム(1〜9話)

   1話は、原作1話と同じ。忍者学校の壊滅と、初戦闘。
   2話は、やはり原作2話と同じ。
     
レッドがリーダーとしての自覚を学ぶ回。
   3話は、原作3話の
ブルー主役回。
        演ドルではないので、写真雑誌のインタビュアーに化けた
     
KapriMarahブルーのコピーを作る話に改編。
   4話は、登場怪人は原作4話のモグドラゴ。
     でも、中身はオリジナルの
イエロー主役回。
     この回から、サンダーレンジャーが登場します。
   5話〜7話の、3話に渡って、サンダーレンジャーとの対立編。
     原作の7話、8話、そして一気に飛んで15話。
     あまり、長引かずに誤解が解けて、あっさり仲間になった感じです。
   8話は、原作5話のハナサッカ導師の回。

    9話は、とある事情で、放送が遅れたそうな(後で、記載)。

    そして、10話はサンダーレンジャーが敵陣に乗り込んだものの、
      捕まってしまい、洗脳されて敵対する話らしい。
     一応、原作16話が元ネタっぽいけど、
      まだ前編だけしか放送していないようなので、
      今後の展開を見ないと断定はできないですね。

   ……ということで、今回はここまで。


  2003年5月15日(木)・不定期ニンジャストーム(10〜14話)

  ニンジャストームは、この1ヶ月の間に、4話が放送されました。
   といっても、10〜13話は、4部作。
    10〜12話は原作の16〜18話の、ほぼそのままコピーです。

    13話は、原作19話。すなわち、風雷合体して、チュウズーボを撃退する話。
      なお、風雷丸は
ミニゾードと呼ばれております。

    14話は、原作20話。
      五重連ビクトリーガジェットこと
ストームサンダーキャノンを披露。

     順当に進めば、次の話で
シュリケンジャーことグリーンサムライが登場します。
      
天空神は、以前、グリーンスターと書いたけど、サムライスターの可能性もあり。

      手短ながら、今回はここまで。

  PS:以前、NOVAはサンダーレンジャーの両親について、
     
「一応、父親が東洋系、母親がブロンド美女なので」と書きましたが、
      どうやら、それは画像を見誤ったらしいことが判明しました。
       たぶん、勝手な推測が目を曇らせていたのかも。

   実際のところ、
サンダーレンジャー「養子なので人種が違う」という設定だそうです。
    もし、迷惑を掛けた人が入れば、この場で訂正の上、つつしんでお詫び申し上げます。


  2003年6月10日(火)・不定期ニンジャストーム(15〜18話)

  さて、今回は、待望のグリーンサムライ・レンジャーの登場です。
    日本版での正体不明の戦士とちがって、意外なキャラが変身です。

   Senseiの息子の科学者Cameron君がその正体。
    彼の役割は、
おぼろさん的ポジションだったわけですが、
    まあ、
シュリケンジャーも新メカをいろいろ持ってきてくれたから、
    役割がうまく統合された形になったと、言えましょう。

   よって、お楽しみの「過去俳優への変装」はなしでしょうね。
    まあ、
グリーンサムライ・レンジャーの登場編は同時に、
     日本とは異なるニンジャストームならではの設定公開編とも
     言えるわけで、今後のオリジナル展開への伏線が示されました。

   それでは、一話ずつ見ていきましょう。

   ●まず、15話は登場怪人がフタブタ坊(つまり原作7話)。
     
ゴウライジャーハリケンジャーの前に初出現する原作と異なり、
      怪人以外は全くのオリジナルストーリーでした。
     
サンダーレンジャーが敵の次元ブタによる異空間に囚われ、
      それを救い出す
ウィンドレンジャーの物語です。

    どうも、日本のシリアスな
ゴウライジャーと違って、
     向こうの
サンダーレンジャーって、しょっちゅう敵に捕まってしまう
     三枚目キャラになっているような感じがします(^^;)。

   ●次に16話から
グリーンサムライ登場の3部作(4部作かも)。
     登場怪人は、22話のジン・ギローン。
     でも、人を!マークに変える特殊能力は持ってませんし、
     おまけに
サタやんも登場しないでやんの。

     単純に
「敵にパワーを吸い取られて大ピンチの5忍衆」って展開。
      一方、自らレンジャーになることに憧れていた
Cameron君が
      レンジャーのピンチを救うパワーを求めて、「時の巻き物」で
      過去に向かう選択をするところでつづきます。

   ●17話は、過去の世界の忍者学校で
Cameron君が3人の学生に遭遇。
      1人は、彼の父親のSenseiの若い日の姿Kanoi。
      もう1人は、彼の母親になる予定の女生徒Miko。
      そして、Kanoiの双子の兄弟のKiya。

     Mikoは「パワーを秘めたグリーン・アミュレット」を持っていましたが、
      それを「闇の忍術」を学んだKiyaに盗まれます。
      
Cameron君がKiyaと戦い、「グリーン・アミュレット」を取り返します。

      そして、Kiyaは宇宙に追放されますが、彼が後に名を変え、
        敵の首領Lothorとして忍者学校に復讐をすることになったわけです。

      一方、
Cameron君はMikoから正式に「グリーン・アミュレット」を託され、
       現代に戻ります。そして、その力で
グリーンサムライに変身。
      敵怪人を撃退して、他のレンジャーの窮地を救います。

   ●18話は、25話のバンパ・イヤーンが登場。
       ただし、
吼太のおばあちゃんのあややが登場した話とは異なり、
       単純に再生怪人と6人レンジャーの戦いがメインの話です。
    一応、
天空旋風神ことストームメガゾード・サムライストームモード登場が
                                     ポイントになる話かと。

    さて、このCameron君、過去のパワレンキャラだと
     
元祖ブルーレンジャーのビリーに相当するキャラっぽいですね。
       要するにメガネ君。
    まあ、日本のものと設定は異なりますが、応援はしていきたいです。
     でも、
サタラクラマンマルバ成長体も登場しない現状は、
      少し哀しいです。彼らの登場が、目下の希望。


  2003年7月8日(火)・不定期ニンジャストーム(19〜22話)

  今回は、キャラ話中心で、あまり大きな展開になってませんでした。
   サタラクラが出そうにないことを知って、シクシク状態です。
   もっとも、あのしばしばプラカードを持ったキャラって、
    パワレンでは使いにくそうですがね。

   それと、マンマルバ成長体も出てこないので、
    サソリの毒で死にそうな兄者って展開もなし。

   まあ、大きな縦糸が見られない分、個々のキャラのエピソードは、
    日本のハリケンジャーよりも充実している感じです。

   何しろ、
グリーンサムライが謎の人ではないですしね。
    で、戦隊としては、そういう謎を排した一話完結の、
    キャラ中心スタイルが、昔の王道だったりしますから、
    児童対象作品としては、そちらの方が正解かも。

   それでは、一話ずつ見ていきましょう。

   ●まず、19話は登場怪人がキラ・コローネ(つまり原作23話)。
     
原作では、シュリケンジャーの初変装(メガレッド)がメインの回でしたが、
     さすがに、
アンドロス(スペースレッド)がゲスト出演したりはしません。

    
ブルーイエローが、香水にされるというのが話のメイン
      (サブタイトルが「The Scent of Rangers(レンジャー香水)」。

    でも、それだけだと話が作れないので、
Cameron君のエピソード付き。
     ええと、彼が「基地内でのメカ管理」と「レンジャーとしての戦い」で、
     オーバーワーク気味なので、自分のコピーロボットを作ったりする話。

    こういうコピーロボットって、思わぬ欠点があって、
      そこから事件が起こる展開がありがちなんですが、
      
Cameron君のコピーロボットは優秀で、
      きちんと「基地内の雑務」をこなしているようです。

    これで、心おきなく、グリーンサムライとして活躍可能に。
      
   ●次の20話は、登場怪人がチューピッド(つまり、原作26話)。
     原作では、
シュリケンジャーの変装したメガブルーと、
     
クワガライジャーが、ハリケンブルーへの恋心をぶつける話。

     でも、さすがに
T.J(スペースブルー)や
        
ゼイン(日本版声優がメガブルー)がゲスト出演はしませんね。

      それでも、
Cameron君とBlake君がToriちゃんをめぐって、
       恋の火花を散らします。
      顔見知りの二人が争う分、原作よりも生々しい感じがします。

      あとは、天空轟雷神ことサンダーメガゾード・サムライストームモード
                            初登場します。
      
   ●21話は、登場怪人がウナダイゴ(つまり、原作24話)。
     原作では、
シュリケンジャーの変装したゴーレッドが、
     
ゴウライジャーに太鼓を教える話ですが、

     やはり
カーター(レスキューレッド)がゲスト出演することはありません。

      一応、
Hunterと少年の交流話みたいですね。
       新カラクリボールの「カブトスピアー」を披露。

   ●22話は、あのフラビジェンヌが登場する原作30話が元ネタ。
      しかし、メインキャラは、
Toriではなくて、Dustin君。

     つまり、Dustin君が、Marah(フラビー)といい仲になる話に、
      改編されているわけです。
     もちろん、
Marahは後で、Dustin君を裏切る形になるわけですが。

     原作ハリケンジャーでは、親族絡みのエピソード以外、目立たなかった
      
イエローですが、パワレンでは今後もう少し目立ってくれそうな予感。

     後は一応、新カラクリボールの「ピタットヒトデ」を披露。
      ええと、現在、カラクリボール(パワースフィア)の
       英語バージョンの名称を探している最中ですが、
       いいサイトがあれば、情報希望って感じですね。


 2003年9月7日(日)・不定期ニンジャストーム(23〜29話)

   8月いっぱいで終了した「ライトスピード」の方は、
     まとめて過去ログ送りにして、ニンジャストームがメインになりました。

    それと、9月に入ってから、「イン・スペース」が再放送しているわけですが、
      さすがに一度、簡単だけど日記を書いているわけだし、
      毎日2話分の感想を書くのも大変なので、ここでは触れず。

    2年前、NOVAが何を書いたか、見たい方は、こちらに飛んでください。
     もちろん、この時期に合わせて、長い間の懸念だった、
      「イン・スペースのまとめ記事」もいい加減に完成させたいと思っています。

    まあ、先週放送された1〜10話をもう一度見て、思ったのは、
      アシュレーって、初対面の時から、アンドロスに興味あったんだな、と。
       途中からだんだん親しくなっていった、と思い違いしていたんだけど、
       第1話から、積極的にアプローチしていたんですね。

     何にせよ、2週め(11〜20話)は、非常にイベントの豊富な回なので、
                             毎朝が楽しみだったりもします。

   さて、本題の「ニンジャストーム」ですが、さすがに2ヶ月ぶりだと、
       いろいろ興味深い展開になってるようです。

    まず、サタラクラマンマルバ成長体
             それと
サンダールが次々と登場してまいりました。
     それと、
レッドのオリジナル装備バトライザーアーマーが登場。
           鷹のモチーフをあしらったアーマーです。
     最後に、
リボルバーマンモスことマイティ・マンモス・ゾードも出現。
       まとめ記事に付け加えないといけない情報がいっぱいです。

     では、各話を順に見ていきましょう。

  ●23話は、ギニアピッグ館長こと、Senseiが人間に戻ろうとして失敗。
     何と、
レッドイエローと肉体交換してしまう話です。
    登場怪人は、原作27話のオモカルですが、ストーリー上は何の関係もありません。

  ●24話は、原作の29話が元ネタ。
     
イエローがリーダーになると主張して、レッドと対立する話。
     そんなケンカをしている間に、仲間が捕まってしまい、
      結局、和解の末に相手を撃退する、原作ッポイ話みたい。

  ●25話は、マンマルバ成長体が登場。
     名前は、Motodrone。
    バイクに乗って、
サンダーレンジャー(ゴウライジャー)
     戦うシーンが印象的で、原作36話と思われます。
     この話では、あっさり撃退されるMotodroneですが、
      再生して、後々にも登場してきます。

  ●26話と27話は前後編。
     
サンダールが宇宙の賞金稼ぎVexacusとして登場。
     異星人Karminionを追って、地球にやってきます。
      Karminionは、
レッドレンジャーShaneの幼少時に出会っていて、
      少女Skylaの姿となって、助けを求めてきます。

     まるで、劇場版ハリケンジャーのライーナ姫を思わせる展開です。

      
ShaneはKarminionを守って、Vexacusと戦いますが、
       相手の力に大苦戦。しかし、Karminionは超能力を発動。
       その力で、
レッドレンジャーバトライザーアーマーを装着。
        圧倒されたVexacusは、復讐のために敵組織と手を組むと。

  ●28話と29話は、原作31〜33話が元ネタ。
     Motodroneが再生し、
     また古代の仮面から
Shimazu(サタラクラ)が蘇ってきます。
      そして、原作同様の狼作戦を展開するわけですが、
      
Cameron君が古文書を解読して見つけた新兵器
       
マイティ・マンモス・ゾードで逆転勝利と。

    さて、例年どおりですと、そろそろ前作のキャラのゲスト出演という
                     一大イベントが楽しみな時期です。
                         次あたりにでも、紹介できるかな。


 2003年10月20日(月)・不定期ニンジャストーム(30〜34話)

   9月いっぱいは、「イン・スペース」の再放送を堪能。
    で、その後は、しばしパワレン離れしてましたが、
     久々に、「ニンジャストーム」をチェック。

   で、サーガインの死亡エピソードなど、終盤に入ってきたにも関わらず、
    前作キャラとの共演話はまったくなし。
     もしかして最終決戦での共演? 
         (ちなみに、タイムフォースの共演話は33話、 
        ワイルドフォースだと24〜25話、
        フォーエバーレッドは34話
      それ以前だと、ライトスピードレスキュー29〜30話、
         ロストギャラクシー30〜31話だから、
              明らかに遅れている感じが濃厚。
         もしかすると、今年は無しなのか? とドキドキ)

   心配はともかく、
      今回の最大のネタは、天雷旋風神ことハリケーン・メガゾードの登場と。

    では、各話を順に見ていきましょう。

  ●30話は、原作とは関係なしの面白そうな話。
    
ブルーレンジャー・Toriが、別次元に飛ばされます。
     そこではパワーレンジャーが邪悪で(!)、
      本来の敵役が正義だったりします。

    
Toriは「暗黒七本槍」の連中と協力して、
      邪悪なパワーレンジャーと戦います。
     で、元の次元に戻ってくる、と。

    一応、戻ってきた後、
     蛾のモンスター(原作39〜40話のフショクルーガ?)と
     戦ったりもするんですが、そちらはおまけって感じ。

    まあ、原作は「シュリケンジャーの秘密」にまつわるエピソードで、
    パワレンでは話が全く異なりますから、戦闘映像だけ使ったんでしょう。

  ●31話は、原作38話が元ネタ。
     一鍬が父の遺した魔剣「鬼雷丸」に翻弄されるエピソード。

     パワレンでは異なり、単にBlake君が昔の修行時代に、
      未修得だった奥義を身に付けて、敵と戦うだけの話になってます。

     その際、
Toriちゃんとの関係も深まっている感じです。

  ●32話は、原作37話が元ネタ。

     ドラマ部分は、レッドレンジャーShaneと彼の兄の交流話。
     そこに、
Motodrone(マンマルバ成長体が送り出す、
      モンスター
Eyesac(マンマルバ暴走体)が襲撃すると。

     パワレンでは、マンマルバの成長体と暴走体は別キャラなんですね。

     そして、
Eyesacを倒すため、ハリケーン・メガゾード出撃という展開。

  ●33〜34話は、原作42〜43話が元ネタ。
     
マンモス騎乗のハリケーン・メガゾードを駆って、
      Zurgane(サーガイン)を撃退する話で、ほぼ原作どおりです。

     ただし、闇石にまつわるエピソードは割愛されてますが。
       闇石がないってことは、終盤の展開は、原作とは別物と期待できそう。


 ●おまけ:ニンジャストーム・パワースフィア(カラクリボール)データ

   今回、データが分かったので、ここに挙げておきます。
     ( )内は原作名ってことで。

   1:サーペントソード(ソードスラッシャー)
   2:
ラムハンマー(ゴートクラッシャー)
   3:
タートルメイス(トータスハンマー)
   4:
スピンブレード(プラントアックス)
   5:
ライオンレーザー(ガトリングレオ)
   6:
スキッド(スキッドアタッカー)
   7&8:
ミニゾード(風雷丸)
   9:
スカーフ(カラクリマント)
   10:
ビースピナー(スピンビー)
   11:
スティングブラスター(カブトスピア)
   12:
スパイダー(キャッチスパイダー)
   13:
スーパースタンプ(カラクリスタンプ)
   14:
スターブレイザー(ピタットヒトデ)
   15〜17:
ニンジャファイヤーバード(トライコンドル)


 2004年1月3日(土)・不定期ニンジャストーム(9話、35〜最終話)

   ようやく、ニンジャストームの最終話をアップです。
     ええと、それと今回、9話の放送が、アメリカでは遅れていたことが判明。

   よって、ここの日記にこれまで記載していた放送話が、
          9話以降、1つずつズレた形になっていました。
           (すでに手直し済み)

    そこで、遅ればせながら、9話がどういう話だったか、まず確認。

  ●9話は、原作6話が元ネタですね。
     
Toriがパワースフィアのタートルメイスを手に入れる話です。
    でも、実は6話(原作8話)で、
タートルメイスを使うシーンがあって、
     ストーリー上、矛盾が生じたらしい。

     製作の混乱とか、辻褄合わせなのか、とにかく、いろいろな事情で、
                        結局、放送が延期になったのだとか。
      でも、だったら正式の放送話数は、9話ではなく、
           5話以前にしないといけない気がするんだけど、
            将来の再放送とか、日本語版のときはどうするのか心配。

  ●35話は、原作47話が元ネタ。
     でも原作は、御前さまの過去が判明する重要エピソードですが、
      そういう話は、パワレンでは一切なくて、
        単に、災扇獣デザーギが倒される部分だけ採用。

     どちらかと言えば、オリジナル話に近く、
       
グリーンサムライの宇宙用オリジナルマシン・
         
ドラゴンフォースビークルが活躍するのがポイント。

      それと、原作第1話で、忍風館壊滅の際、
        
行方不明になったまま最終話でも忘れ去られちゃった
        哀れな見習い忍者生徒たち
ですが、
       パワレンでは、この話で
グリーンサムライによって
        敵要塞内部で捕まっているのを発見されます。
         (救出には至らなかったのですが)

      あと、この話で、Motodrone(マンマルバ成長体
                       敵要塞に吸収され、退場と。

   ●36話は、原作46話が元ネタ。
      もちろん、御前さまとおせち料理のエピソードはカットされ、
      3体の
天空神が登場する戦闘シーンだけ採用。

     そして、最大の違いは、

       
Marahフラビー)と、Kapriウェンディーヌ)が、
         
Shimazu(サタラクラ)を裏切って、倒してしまうこと。

   ●37話は、原作50話が元ネタ。
      ストーリーとしては、敵首領の
Lothorが「地獄の穴」を開く部分と、
      
轟雷神Vexacus(サンダール)といっしょに自爆する展開が同じ。

      その後、Lothorが味方基地に侵入して、
         
Cam(グリーンサムライ)を捕獲、
        天空神
ともども基地を破壊してしまった状況で、最終話に続く。

   ●最終話の38話は、原作の最終話にも通じますが、再構成されています。
       まず、崩壊した基地跡で、ギニアピッグ館長が人間に戻って、
        しかも自爆した
サンダーレンジャーとともに復活。

       
ウィンドレンジャーは、Lothorの駆るゾード(タウ・ザント究極体)と
         巨大戦を展開。
       一方で、
サンダーレンジャーは敵要塞に侵入して、
         捕らわれた
Cam見習い忍者生徒たちを救出。
          (ついでに
MarahKapriも)

       そして、
ウィンドレンジャーは、メガゾードで敵ゾードと相討ち。
        Lothorは「地獄の穴」から、過去に倒されたモンスターを召喚します。
       大ピンチの
ウィンドレンジャーですが、
         駆けつけてきたサンダーレンジャーおよび
             見習い忍者生徒たち
の協力で、敵集団を殲滅。
               Lothorとの最終対決にも勝利をします。

     最後に、無事に忍者アカデミーを卒業したレンジャーたち。
       新しく入学してきた
MarahKapri
        そして、レンジャーたちは、アカデミーの新教官として彼らを迎えるのでした。


 ●最終感想

    今回、一番残念なのは、パワレン名物の共演編がなかったこと。
     ドラマとしても、原作の御前さまエピソードを丸ごとカットし、
     その代わりとなるようなストーリーも構築できなかったことで、
      どうも魅力を欠いているのでは? と思えます。

    ただ、最終決戦での、圧倒的多数の敵VS忍者アカデミー生徒の大激突は、
      日本では見られない、大規模集団戦闘になっていそうで、楽しめそう。

     ともあれ、次は、
「タイムフォース」日本版あるいは「ダイノサンダー」追跡まで、
                 待機中ってことで。