部品3画
巳
(シ)
(み)
甲骨文
象形。蛇の形。また、「
」(→包)などでは、胎児を象ったものともいわれる。
十二支の六番目を示す字だが、甲骨文では、六番目は子の字体だった。「み」の訓読みは、「へみ(蛇)」の略という(広辞苑)。
古くから、似た形の
己
(キ・おのれ)、已(イ・すでに)と混同されることが多い。特に、旧字体で巳を部品としていたものが、新字体では己に変わっている場合がある。
康煕字典に漢字として掲載。己部。
使われる字:
(→
改
)
(→
起
)
(→
選
)
(→
包
)
関連する字:
妃
※筆者の論考
同じ形で別の漢字
子と巳 参照。