小学1年 | ||
青 セイ ショウ あお あおい 靑 康煕字典 |
金文 |
会意・形声両説があり、声符も生・井両説がある。字統では形声とし、上部の生が声符で、下部は丹を取る井戸の形という。丹の一種に青丹(岩緑青)がある。会意説では、上部の生も、新芽の緑色を表すという。 上部のは麦(新字体)の上部と同形だが、成り立ちは異なる。 下部は井戸の形(丹または丼)が変化して康煕字典では円②になったが、一方で月④に変化した字も使われており、中国の古い書跡もほとんどは青の字体で、現代も繁体字を使う台湾でも、青を使っている。 部品として、「きれいな」「きもちのよい」意を表すことが多い。 なお、靑の字体は常用漢字表では旧字体として掲載されていない。 ・靑は部首字(あお)。 靑部の字:静 青を部品とするその他の字:晴 清 情 精 請 |