漢検2級


アイ
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小篆

tehen.png(258 byte)+矣

 形声。声符の矣(イ)は康煕字典に載る漢字(矢部2画)で、断定や推定の助辞として使われる。字源については、「(「すき」の象形)との会意文字で、清め祓う儀礼を示す字」(字統)、「立ち止まった人の象形で、『』の左側と同じ」(漢字源)などの説がある。[埃](ほこり)などの声符としても使われる。
 挨は、説文解字に「撃背也」とあり、押し合うこと、押しのけることを意味するとされる。
 現代日本では「挨拶」の語以外ではほとんど使われない字だが、挨拶の語は「古くは衆人が互いに前に出ることを争うておし合う意」だったという(字統)。
・手部7画。