小学6年 | ||
疑 ギ うたがう |
![]() 甲骨文 ![]() 小篆 |
一応上記のように分解できるが、成り立ちの解明は難しい。 説文解字は矢(シ)を声符とする形声文字とし、漢字源は矣(アイ)を声符とする。字統は象形とする。 甲骨文は「考えている人」または「迷った人」の象形とされる。今の字の左側の部分である。のちに、右に子(甲骨文字辞典は声符とする)や足(同:意符とする)の部品が付いた。 右上の部品は小篆では「子」だが、楷書では変形し、康煕字典は部首を疋(足の象形)としている。 左下に「矢」の形が生じているが、人の首から下の部分の象形であり、「や」とは関係がない。 ・疋部9画だが成り立ちの上では ![]() 疑を部品とする字:凝 擬 癡(→痴) 関連する字:挨 |