小学3年


ジュウ
syoubai.png(717 byte)
甲骨文

syoubainosoto.png(1086 byte)

 商は甲骨文を産み出した王朝の名。後期に「大邑商」に都し、首都の名が国号ともなった。「殷」は、次代の周王朝が用いた名。
 会意。字統によれば、甲骨文は(大きな針=刑罰権の象徴、②と同源)+台座+口(祝詞の容器)に分解できる。台座に針を立てて祝詞で神意を聞くという、神政的な支配を示す国号。
 上部を、尊貴の象徴として用いた冠と見る説もある(甲骨文字辞典)。
 のちに商業の意味になったのは、商滅亡後の遺民が行商に携わったため、また「賞」や「償」に通じたためという説がある。
・口部8画。