漢検4級
致
チ
いたす
金文
小篆
至
+
攵
会意。現代の字体は上のとおりだが、小篆では
夊
②(足を引きずって歩く)、金文では
人
に従っていた。さらに、甲骨文では
(ケキ)に従っていたという(甲骨文字辞典)。また、金文の段階では「
到
」と同字だったともいう(字統)。
至は矢が届いたところ。致はそこに人がやってくること。甲骨文字辞典は、人が矢を抜く形ともいう。至は自動詞、致は他動詞ともいわれる(漢字源)。
・康煕字典はこの字の場合攵を3画と数え、致を至部3画とする。常用漢字の字体は同4画。。
致を部品とする字:
緻