小学4年 | ||
卒 ソツ |
甲骨文 小篆 |
甲骨文は、衣+聿。この筆で衣に線を引いたものが小篆の形と思われる。 字統は、卒は死者の衣で、死没のとき、死者の衣の襟もとを結んで、死者の霊が迷い出るのを防ぐのだという。 大夫の身分の者の死を「卒」といった。 「兵卒」などの語は、彼らの服が死者の衣に似ているためという。 ・十部6画だが十との関係はない。 部品として使われる場合、新字体では略されて「卆」の形になることが多い。ただし人名用漢字の「翠」はそのまま。 旧字体で卒を部品とする字:粋(←粹) 酔(←醉) 砕(←碎)[翠 膵 悴] |