部品6画
聿
①
(イツ)
同部品
甲骨文
象形。手(
)に筆を持っている形。筆の初文。
最終画が下に突き抜けない形も使われる。
甲骨文に聿の字があることから、当時から筆が使われていたことが分かる。
聿は康煕字典に漢字として掲載。部首字。
聿部の字:
粛
聿・
を部品とするその他の字:
書
筆
建
畫(→
画
) 晝(→
昼
)
律
関連する字:
卒
盡(→
尽
)
部品6画
聿
②
(シン)
小篆
本来は
の字体で、説文解字は「筆の飾り」とするが、字統は、針で皮膚を刺して、そこから体液がにじみ出る形という。
「津」の字に使われ、津液・津潤などの熟語の津は、聿②の義を受けたものという。
使われる字:
津