小学1年 | ||
石 | ||
セキ シャク コク いし |
甲骨文 | 会意。旧来の説は、厂(カン:がけ)の下に石が転がっている様子だとされていた。 字統は、甲骨文の口の部分が口③(円形、四角形などの物の形)ではないことから、石は口②(祝詞を入れる器)を供えて祭られる大きな「いし、いわ」をいうとする。 さらに甲骨文字辞典は、厂①の甲骨文字には「がけ」の用法がないことから、これを石磬(せっけい:三角形の石製打楽器)と見て、これに口②を加えて石磬を用いる祭祀を表したととらえる。 「コク」の音については、容量の単位[斛](コク、十斗)の崩し字が「石」と混同されたものとする説がある(笹原宏之「訓読みのはなし」)。 ・部首字(いし、いしへん) 石部の字:研 確 破 砂 磁 砲 硬 礎 碑 碁 砕 硝 礁 磨 硫 石を部品とするその他の字:岩 拓 関連する字:鉱 |