小学5年


キュウ


旧字体

kyuukyuujikouki.png(2080 byte)
康煕字典
kyuuhuruikoukotu.png(719 byte)
甲骨文

kyuukyuujiue.png(1224 byte)

 字統は会意とし、臼形のものは鳥を捕える器で、kyuukyuujiue.png(1224 byte)(みみずく)がこの器に足をとられて脱しえない状態となり、そのまま久しく時を経ることをいう字だとする。
 説文解字は、旧字はみみずくの一種の名とする。
 旧字体(常用漢字表の「いわゆる康煕字典体」)は、上部が「くさかんむり」と同形であるが、康煕字典に掲載されている字体は4画の部品である。この字典ではこの部品をkusakanmuri.png(184 byte)③とする。
 部首としての「」を「ふるとり」と呼ぶが、それはこの字に使われていることからきている。
 新字体は旧字の「臼」(説文解字は声符とする)の部分を取り出し、さらに変形させたもの。
・康煕字典体は臼部12画。新字体は日部1画とされる。
 旧字体で臼を含む字が、新字体で旧を部品とすることとなる場合が多い。
  旧を部品とする字:(←兒) (←稻) (←陷)