小学5年 | ||
旧 キュウ 舊 旧字体 康煕字典 |
甲骨文 |
+臼 字統は会意とし、臼形のものは鳥を捕える器で、(みみずく)がこの器に足をとられて脱しえない状態となり、そのまま久しく時を経ることをいう字だとする。説文解字は、旧字はみみずくの一種の名とする。 旧字体(常用漢字表の「いわゆる康煕字典体」)は、上部が「くさかんむり」と同形であるが、康煕字典に掲載されている字体は4画の部品である。この字典ではこの部品を③とする。 部首としての「隹」を「ふるとり」と呼ぶが、それはこの字に使われていることからきている。 新字体は旧字の「臼」(説文解字は声符とする)の部分を取り出し、さらに変形させたもの。 ・康煕字典体は臼部12画。新字体は日部1画とされる。 旧字体で臼を含む字が、新字体で旧を部品とすることとなる場合が多い。 旧を部品とする字:児(←兒) 稲(←稻) 陥(←陷) |