小学5年 | ||
示 ジ シ しめす |
甲骨文 |
象形。神を祭る祭卓の形。上の甲骨文が基本形で、これに供物を乗せ、祭肉からしたたる血を表す小点を加えたものが下の字だとされる。また、大型の祭卓である「帝」と異なり、示は手で持ち上げられる小さなものだともいう(甲骨文字辞典)。 偏になったときのネ(しめすへん)とともに、神や祭に関する字の部品として多く使われる。 「しめす」の字義は、「視」に通じたためという(字統)が、逆に視が示に通じたため「しめす」の意になったともいう。 ・部首字(しめす、しめすへん)。 示部の字(ネを部品とする字を除く):祭 奈 禁 祕(→秘) 示部だが成り立ちの上で無関係の字:票 示を部品とするその他の字:宗 斎 形として示を含むが成り立ちの上で無関係の字:尉(慰) |