いつもの2倍、慌しくなりそうな夏(2004年7月7日) 4月末〜5月は、「Gジェネ0」を終えて、「GジェネF」に突入しました。
5月末〜6月は、その勢いに乗って、「スパロボMX」を比較的順調に進めました。
……で、その間に、引っ越しの準備をちょこちょこ進めていくと。
自分にとって一番大変なのは、「捨てていく本の吟味」。
雑誌系ならともかく、未クリアゲームの攻略本とか、クリアしてても、ホームページネタに使えそうな本とか、そういうのは捨てるに忍びない。
さらに、完全にコレクターズアイテムと化しているTRPGのルールブックの数々。
それらを残そうとすると、捨てる本は必然的に、コミックとか小説とかになってしまいます。009とか、石川賢のゲッターロボとか、エルリックサーガとか、古本屋に売るか残すか……いろいろ悩んでいる最中。裏表紙にトールキンの写真が載ってあるバージョンの『指輪物語』に価値があるかどうかも気にしているんですが……。
まあ、それでも、8月のお盆休みには、身の回りの品のほとんどを梱包して、9月の上旬には新居に移る手はずに決まったわけで。
このホームページについて総括するのも、これが最後の機会になるかと思います。
何はともあれ、夏期講習も含めて、忙しくなるのは確実な夏、と。
ただ、I SHALL RETURN!なのは、まちがいないわけで。
それでも、転居に伴い、プロバイダーとの契約を解除することになりますから、8月の末には掲示板の閉鎖とかするとは思います。が、秋の復活に向けて、記事書きの意欲なんかは示していきたい、と思ってます。
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●2004年7月7日(水)
部屋の書籍整理の最中、「新スーパーロボット大戦」の攻略本を処分する必要もあって、久々の大型記事に手を付けてしまいました。いささか現実逃避なことをしている気もしますが、それでも勢いに乗って完成させたいです。
それと、今週の日曜は、「ハリーポッター アズカバンの囚人」を見に行ったり、「ジャンボーグA」のDVDボックス2を買って、「ジャンボーグ9」の活躍を楽しんだり……書籍やビデオ、音楽CDやDVD及びゲームの詰まった段ボール箱が山積みになりつつある部屋の中で、それなりに充実した日々を送っています。
もう、今年の夏は、何も買わない!と、誓いつつ(それでも、特撮雑誌ぐらいは買いそうだけど^^;)。
さて、近況はさておき、2週ぶりの特撮話。
●セーラームーン:プリンセス覚醒にともなう波乱話が展開。
うさぎとは別人格……といった驚きの展開ですが、「恋人を失ったから世界を滅ぼす」なんてのは、ものすごく性質が悪いです。何だか、いろいろな意味で、「世界滅亡の危機」を売り文句にしている某K氏のTRPGを連想します。悪に染まった水系キャラとか……共通点多し。
●グランセイザー:異星人の作った「対グランセイザー用ロボット」オメガにまつわる前後編。
未加との交流で、自分で考える能力を得たものの、それを封印されて、プログラムどおりに動くロボットとして暴れまわります。でも、最後は、グランセイザーを巻き込まないよう、距離をとって自爆。ええと、男女の違いはあるけれど、「組織を裏切ったくノ一パターン」の話だなあ、と。スパロボだと、説得によって、味方になってくれそう(精神コマンド「自爆」は標準装備か)。
ところで、アケロン大星獣のときもそうだったけど、巨大化したときにデザインがまったく変わってしまうのは、いかがなものかと。何だか、ウルトラマンレオの星人みたいなんだが……今回は、元がロボットなだけに、巨大化後が生物的なのが気になった。
●デカ:体を入れ替える異星人によるブルー(およびデカベース職員)の災難回と、「ダイハード3」を思い起こさせる「謎かけ犯人」によるレッド激走回。
どちらも、ジャスミンのエスパー能力に関する言及が劇中で行われている点を評価したいです。便利な能力だからこそ、かえって、それを使わせない段取りがきちんと描写されているのは、ていねいなストーリー作りと思ったり。
●剣:會川さんの脚本は面白い。いや、ゲスト出演の小沢さんのタフっぷり(アンデッドにあんな飛ばされ方をして無傷とは!)には、ビックリしたけど。まあ、小沢さんだからOKと。どうせなら、カリスの相棒になってほしいんだけどね、まともなコミュニケーションを取れない天音より、よっぽどドラマが盛り上がる、と思うんだけど(アギトの太一もそうだったけど、目上の人を呼び捨てにする子役はキライ。それを黙認している親の人格も疑う。ちゃんとか君づけなら許せるんだけどね)。
さて、一番のトピックは、やはり「謎のカリスの正体」。マンティスアンデッドでないことが判明したけれど、まさかV3(トンボ)に変身できるとは……。「カリスの変身したドラゴンフライアンデッド」は、偽ライダーに含めるべきかどうか、現在検討中。ついでに、ローカストアンデッドもどう扱うべきか(バダーを偽ライダーに含めるなら、当然含めるべきだろうけど)。
それにしても、飛行能力を与えてくれるV3(トンボ)のカードって便利だね。同じ4のカードでも、全く役に立たない「スペードの4(ボアタックル)」とは大違いだ。
一方、カードゲームのシステムにハマッた睦月くん。改めて、テーブルの上にカードを広げて、システムについて説明する橘さんの描写も合わせて、グッドです。やっぱ、戦闘前にどんなコンボを組もうか、作戦を考える描写が少しでもあれば、カードシステムを使っている意味がある、と思う。ちなみに、主人公の剣崎は、あまり考えてカードを選んでいるようには思えません(笑)。
何はともあれ、REMOTEカードに興味津々の女アンデッドに、2枚めの上級アンデッドをGETしたブレイド、自分も上級アンデッドをGETしたいと思う睦月。この上級アンデッドカードとか、カード争奪戦がこれから展開されるなら、それはなかなか面白いなあ、と思う今日この頃。
●鉄人28号:ブラック博士の話はともかく、その後の「光る物体」および先ほど見た「怪盗ブラックマスク」の話は、特撮者としては非常に興味深かったです。
ブラックマスクと言えば、「気、気、オーラパワー♪」って連想もあるのですが、何よりも東宝特撮の変身人間もののテイストが濃厚なんだよね。「液体人間」と「電送人間」って感じで。ついでに、この2つを混ぜると、「ケムール人」が連想できるんだけど、こういうのって、やっぱ60年代なのかなあ、と。
次週は、「不乱拳の弟子」というサブタイトルだけど、ブラックオックスの再登場もあるのかな? と期待しつつ。
PS:次週から、エンジェルの続きも放送するので、忙しい中でも、視聴はしたいってことで。
PS2:でも、さすがに月〜金の朝7時から、パワレン・ロストギャラクシーを見るのは無理っぽいなあ。
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●2004年7月20日(火) 夏期講習の準備などでバタバタしている間に、荒らし君が入ってたりして、何だかなあ、と思いつつ。
まあ、明日から夏期講習ってことで、時間的には忙しくなりそうだけど、ネットに入るのって、物理的な時間よりも、気分が影響します。学期末の定例行事である父兄懇談や、新規の講習参加者との面談などで、精神的にバタバタしている時の方が、ネットには入りにくかったってことで。
夏期講習に入ってしまえば、後は決められたカリキュラムを、多少の調整を加えつつ、気合いを入れてこなしていけばOK。準備さえしておけば、不測の事態が生じる可能性は少ない、と。
どちらかと言えば、体力勝負なわけで、それなら自信はある、と。
よって、バッチリとは言えないまでも、多少とも管理の強化はしていくつもり。
さて、仕事以外の近況。
……グランディーネの長距離荷粒子光弾砲の威力に、ガンダムMK2とドワッジが消失しました。攻略本には「5マスまでの射程」と書いてあったので、6マスの距離に並べて、次ターンで一斉攻撃の態勢をとっていたのに、「4マス先の着弾点から2マスの爆発が広がる仕様」だったとは。マップ兵器の射界をきちんと確認すべきでした(;;)。
……ということで、スパロボMXのために中断していたGジェネFを、ちょこっと再開しています。
現状で、「1st」「08小隊」「戦慄のブルー」「コロニーの落ちた地で」「0080」そして「Gガン」をクリアして、「0083」「Zガンダム」そして「ZZ」から一部MSをGET。
ガンダム系はプロトタイプZZまで開発。
ジム系はパワードGMを鍛えつつ、ネモの育成に取り掛かる。
ザク系はサイコミュ試験用ザクを育てながら、ジオングまでの遠い道程を歩んでるところ。
その間に、可変MSは順調に進化して、ギャプランからメッサーラを設計。
そして、最近手に入れたアクシズ系MSのガザDから、逆上ってガザCやら、ハンマ・ハンマやら、ズサやら、ガルスJやら、ザクVやら、ジャムル・フィンやらを作ったところ。
それでも、キュベレイ系は別途回収しなければならないようですね。
一方、資金のかかるGガン系では、ようやくクーロンガンダムから、マスターガンダムに設計ができ、いよいよデビルガンダムへの道が見えてきました。で、その後、デビルガンダム四天王やら、グランドマスターガンダムやら、やたらと金がかさむんですね、この系統は。
で、とうとう始めたのが「ガンダムX」シナリオ。
実は割と好きなガンダムだったりします。「ティファを守る!」との思いだけで突き進む熱血少年ガロードが、前作の「お前を殺す!」の少年テロリストよりも愛着が持てました。主人公属性から考えて、Gガン同様、熱いベクトルを持った作品だったと思います。まあ、終盤、打ち切りでうやむやになったエンディングには賛同できかねますが。
愛着はある作品だけど、スパロボでの登場作(「α外伝」と「R」)は、どちらも中断。想いの昇華がかなっていない状態です。
でも、まあ……グランディーネ、許すまじ。
GジェネFでは、破壊されたMSの修理はできません。取り返しの付かないミスなら、リセットすべきですが、現状では時間のロスは避けたいところ。
仕方なく、ガンダムMK2は再生産。ドワッジは、ペズン・ドワッジから開発したばかりで、まだ生産できませんので、運良く保管していたドム・トローペンを進化させることにします。とりあえず、取り返しの付くミスだったってことで。
何だかんだ言って、「ミス一つないプレイ」ってのも、何だか味気ないですしね(と、自分を納得させる)。
PS:特撮作品の鑑賞日記は、明日以降、体力があれば、と。
PS2:パワレン・ロストギャラクシーの後は、続けてライトスピードレスキューを放送するみたいです。う〜ん、とっととパワレンページを作れ、と急かされているみたいで、複雑な気分。
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●2004年7月21日(水)
体力はあるので、2週間分の特撮記事をアップ。
●セーラームーン:アニメ版同様、続編があるのかと思っていたら、次はウルトラマンですか。
滅ぼされた月の王国の末裔と、ウルトラを掛け合わせると、Aの南夕子なんてのが思い出されるわけですが……DVDももうすぐだしね。
それはともかく、ヴィーナスにスポットが当たって、マジメな話に展開するかと思いきや、お茶らけたバラエティ番組風に展開して、ちょっとついて行けなく思ったり。
それよりも、ネフ吉くんの行く末なんかが気になるところ。
●エンジェル:2月11日の続きが、ようやく見られるようになりました。何だか、なつかしい気分です。
海中に投棄されたエンジェルは、3ヶ月を経てウェスリーの手で救出されます。そして、エンジェルはガンやフレッドと再会、コナーを家から追い出し、行方不明のコーディリアを探すために、占術用の工芸品を盗もうとします。
その際、別口で忍び込んだ電撃能力を持った女怪盗とのイザコザがあったりした挙句、コーディリアが天界に召されたことを知るに至る、と。
なかなか楽しい展開になってくれて、自分としては満足です。
●グランセイザー:ロギア復活にまつわる前後編。でも、ロギアはまだ死なず、第4クールまで暴れるみたい。これからは、グランセイザー、ウォフ・マナフ、そしてロギアの三つ巴の戦いに展開していきそうで、終盤の盛り上がりに期待できます。
●デカ:強敵ヘルズ三兄弟の登場編(末娘のサッキュバスにジャスミンが追い詰められる話でもある)と、7人目の戦士デカブレイクの登場編。
デカブレイクは、シュリケンジャー、アバレキラーに次ぐ加速装置使用キャラ。高速戦闘といえば、昨年のファイズのアクセルフォームも思い浮かぶが、近年の元祖はタイムレンジャーになるのかな? ロボタックのスピーディーワンダーなんてキャラもいたけれど。
それにしても、デカブレイク、5月25日に危惧したとおり、ホージーとキャラがかぶってます。エリート刑事でレッドと対立、「正義は勝つ!」といった勢いだけの精神論を否定するクールなキャラ。ここまでキャラがかぶると、今後、ホージーがどういう芸風を身に付けていくかが、気になるところ。2枚目キャラからギャグキャラに脱落していかないか、ドキドキと見守りつつ。
まあ、NOVAはジャスミンと仙ちゃんのファンなんで、ホージーの立ち位置が変わっても、別にかまわないけど。
●剣:とりあえず、吉永みゆきがどんどん小悪党に脱落していって、最後はカリスに封印された、と。
まあ、そんなことはどうでもよくて、やはりバイクにスポットが当たった回ってのがいいです。何せ、仮面ライダーですからね。近年のライダーは、クウガを除いて、意外とバイクにスポットが当たった話がありませんでした。
いや、マシントルネイダーの変形とか、ドラグランザーの派手な必殺技とか、主を守ろうとけなげなオートバジンとか、映像描写としては活躍しているシーンもあるんだけど、「マシンに対するライダーの思い入れ」がドラマの核として機能してはいなかった、と。
でも、今回は「敵に奪われたブラックファング」に対する橘さんの思いが、何だかいい感じでした。失ったものに対する惜別の気持ちで撃ち込んだ弾丸! やっぱり、思いを高めていって、最後にカタルシスに持ち込むってドラマ作りの基本を、きちんと示してくれた点で、會川さんの脚本を評価。
次回は、主人公のパワーアップ回。こういう大事な回をきちんと盛り上げてくれるなら、メイン脚本家さんの力量も再評価したい、と思いつつ。果たして、どうなるか?
●鉄人28号:ロビーの話だけど、原作とは大分、違いますね。どちらかと言えば、「京都を舞台にした叙情感たっぷりな話」になっていました。エンディングまで、いつもと異なる仕様で、ずいぶん力が入っていたことは分かりました。
ただ、そろそろ燃えるロボットアクション回も見たいぞ、と思いつつ。
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●2004年8月19日(木) お盆休みの間は、本やCDの梱包作業に専念。先ほど、ようやく全て片付いて、身の回りから本やCD、ゲーム類がなくなりました(全て段ボール箱の中)。何だか、寂しい気分です。
特撮掲示板にも書いたように、引越しは「9月2日」で確定して、プロバイダー解約が「8月29日」と決まりました。解約した後、ここがしばし残るのか、すぐに消えるのかは不明。新規契約して、移行するまで残ってくれたらいいのに……と思ってます。
とりあえず、特撮話をば。
●セーラームーン:亜美ちゃんとネフ吉くんの絡みが続くとは……。ゾイサイトは、マスターのために死んじゃって、これから犠牲者が増えていく気配。味方側でも、ヴィーナスがヤバそうな感じですが。
●エンジェル:コーディリアが戻ってきたけど、記憶を失っていて、いろいろゴタゴタの果てに、ようやく記憶を取り戻したところまで。
ゴタゴタその一:エンジェルは、コーディリアを驚かさないよう、ヴァンパイアの正体や、自分たちが魔物退治をしていることを隠す。でも、バレちゃって、コーディリアはエンジェルを信用できなくなり、ウソをつかないコナーのところで暮らすことに。
ゴタゴタその二:かつてフレッドを異界に送り込んだのが、フレッドの大学の恩師と判明。復讐を決意するフレッドを止めようとするエンジェルとガンだが、フレッドはウェスリーを頼ってまで、復讐を果たそうとする。フレッドを止められないと悟ったガンは、自分が手を汚して、代わりに復讐を果たす。
ゴタゴタその三:コーディリアの記憶を取り戻す儀式のミスで、エンジェル一同の記憶が10代の頃に戻ってしまう。互いの顔も素性も状況も分からぬままに、いろいろな誤解を経て、喜劇的な展開に。状況が収束した後で、記憶を取り戻したコーディリアが「天界で知った恐ろしい話」を打ち明けることに。
●グランセイザー:4話をかけたボスキート戦を経て、いよいよウォフ・マナフとの決戦が近づく。
●デカ:デカブレイク・テツとの絡みも交えて、個人話を継続中。
それにしても、センちゃんは、ゲストヒロインとのエピソードが多いなあ。しかも、バンと違って、きちんと相手の好意を勝ち得ているし……。
心配されていたホージーとのキャラかぶりは、テツが「クールなエリートだけど、現場では未熟」ということを露呈して、「クールなエリートだけど、影の努力を惜しまない」ホージーとの違いをアピール。
●剣:高校野球のせいで、放送が遅れる。
ジャックフォームのせいで、レギュラーになりそうな上級アンデッドがあっさり瞬殺。メイン脚本家は、どうもキャラを大事にしてくれないッポイ。
タランチュラこと嶋さん(ザ・ブレイダー)も、レンゲルに封印されて、いまいち盛り上がりに欠けるというか……睦月を正気に戻すために、心配している望美ちゃんの声を聞かせるなんて、ちょっとした拷問のような気も。嶋さんを過剰に心配する剣崎たちの気持ちも、いまいち同調できず。
●鉄人28号:京都編が終わった後、一気に急展開。敷島博士の自殺(?)と、大塚署長の解任を経て、正太郎の父親・金田博士の作った謎の元素「バギューム」を巡る謎編に突入。
音楽も新しくなって、第2部突入って感じ。ビッグファイヤーとか、クロロホルムとか、ニコポンスキーとか、PX団とか、原作キャラがいろいろ登場して、連続活劇が盛り上がっております。
ブラックオックスも復活して、操縦者次第で敵になったり、味方になったり……非常に面白い状況だな、と。
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●2004年9月20日(月)
転居を済ませ、パソコンの設置およびプロバイダー契約を済ませ、ようやく再開に漕ぎつけることができました。
ほぼ1ヶ月ぶりのサイト更新となります。
とりあえずは、再開するだけで、ほとんど何も変わってはいませんが(一応、用済みに思える009記事だけは削除した)、11月の4周年に向けて、いろいろ記事の整理や、模様替え、追加などを行って参りたいと思います。
ひとまず明日は、デカや剣を初めとする特撮日記のつづきを書くつもり。
セラムンとか、グランセイザー、鉄人28号なんて、まさに終盤だしね。最終回の感想を書くのに間に合って、良かったと思いつつ。
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●2004年9月21日(火)
今回の移転に伴い、気づいたこと。
サイト容量のせいで、一部の記事がうまくアップロードできていない……。
仕方なく、いろいろと記事を見直しながら、削除してもいい部分を探します。
特撮映画鑑賞録って、消してもいいよね。どうせ、「バトル・ロワイヤル」書いて以来、手付かずだし……とか、長文自分史も消してしまおう。サイトの作り始めに「自分の方向性」を見つめ直す目的で書いた記事だから……とか、日記も2002年以前の物はいらないよな……とか、思いながら、バッサリカット。
でも、それらの記事は、自分ではなかなか貴重な記録と思うので、パソコンに残しております。
いろいろ過去記事を読んでて思ったこと。
2002年から2003年に、自分のHP作りに掛けた熱い思い……というか、本当に楽しんで作っているなあ、と。
今年になって、いろいろとトラブルやら、事態の変化があったおかげで、サイト更新もままならず、何だか情熱がくすぶっていたような現状だったので(残念ながら)、下手すると、サイト再開後も惰性でズルズル行ってしまうのでは? と危惧しています。少なくとも、今の自分に2002年から2003年のパワーをすぐに取り戻せ、と思っても、うまくは行かないでしょうね。
一度、一から出直す必要はあるな、とも思って、記事を読み直すと、相当、改稿しないといけない部分も見つかりました。ということで、今週は、少し記事の改稿やら、整理やらに時間を割きたい、と思ってます。
特撮日記の続きは、金曜までの課題にして、土曜日は「セラムン」と「グランセイザー」の最終話を堪能する予定。
PS:ライザーカゲリは、なかなか可愛い女性キャラ(変身前も、変身後のデザインも)。くノ一って属性もいいな、と思いつつ。
ライザーガントの武器も、ギミックがなかなか楽しそうだし、期待できるッス。
PS2:デカレンジャー、新ロボはデカウィングロボだそうな。銃器に変形……ってテトラバスター? 名前からすると、飛行ブースターになることも考えられるが。
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●2004年9月23日(木) 再開後、最初の仕事は、アップロードできない記事を確認し、不必要な記事を削除しながら、何とかホームページの容量を確保することでした。
アップロードできない記事の多くは、特撮連載記事。コスモスとか、アギトとか、龍騎とか……そして、あろうことかファイズまでアップロードできないのには閉口しました。
いろいろ考えた末、ファイズの場所を作るために、龍騎やハリケンジャー以前の特撮連載記事を削除。残ったのは、ファイズとアバレ、それとパワーレンジャーのみとなっています。
何だか、引っ越しを機会に書籍処分したのと同じような気持ちです。違うのは、データとしては残っているので、いつでも再現可能なことです。それにまあ、2年以上も前の連載記事にこだわりを持っている人は自分くらいだろうし、それより新しい記事のために場所を作る方が建設的なんでしょうね。
何はともあれ、特撮記事の容量を半分以下に減らし、何とか3M近いスペースを確保できました。これで少しは、ゆとりができたと思いますが、また遠からず、容量不足の状況が来ると思われますので、今のうちに対策を立てた方がいいでしょう。そこで、一番容量を食っていた「特撮ルーム」だけを別館(無料HPレンタルによる)に移すことに決定。それ用のトップページとか、作って行くつもり。遅くても、11月の4周年記念までには、仕上げたいです。
さて、久々の特撮話をば。
●セーラームーン:ジュピターの自爆未遂に感化されて、ヴィーナスは「前世の使命」を言い訳に、「現世の病気の宿命」から逃げていたことを自覚。現世の宿命に正面から向き合うことで、戦士の力に覚醒します。そして、直後に病のために死亡(?)。
うさぎを、そして地球を救うために、メタリアの力を体内に取り込んだ衛。しかし、メタリアの力に飲み込まれた衛を、うさぎは泣く泣く倒すことに。自ら恋人を手に掛けたうさぎは、果たして自分を制御できるのだろうか? 次回、最終回。
クンツァイトとか、黒木ミオとか、キャラが次々死んでいく中、果たして誰が生き残って、ハッピーエンドを迎えるのかに期待。もっとも、NOVAの心はすでに後番組に向かっているけれど。
●エンジェル:コーディリアのビジョンどおり、恐ろしい力を持った「ビースト(野獣)」が出現。エンジェルたちが奮闘しても「野獣」を倒せず、邪悪な儀式でロスは闇に閉ざされます。
「野獣」を倒す手段を知っているかもしれないアンジェラス(エンジェルの邪悪な裏人格)の知識を借りるため、仲間たちはエンジェルの魂を一時的に封印する手段を試みますが、アンジェラスは協力的ではありません。結局、アンジェラスの知識も役に立たないことが分かり、エンジェルの魂を呼び戻そうとしますが、「魂を収めた容器」が紛失してしまい、当分アンジェラスの人格のままでいることに……。
●グランセイザー:ウォフ・マナフとの最終決戦が近づく中で、蘭(セイザーヴィジュエル)の交信能力が鍵に。
彼女を邪魔者として葬り去ろうとするベルゼウスの奸計で、グランセイザー内部でも主戦派と和平派に分かれるが、アケロン人ルビーの協力でベルゼウスの策が明るみになり、団結を取り戻す。
近づくウォフ・マナフの大艦隊を前に、グランセイザーは蘭の交信能力の覚醒に望みを掛けるが、それを邪魔するベルゼウスの差し向ける刺客と怪獣。ロギアの協力で刺客は倒されるが、怪獣トロイアスの前に、ユウヒが大破。続いて現れた最終怪獣キャブレオンに、ダイセイザーに合体する際の隙を狙われ、ガントラスが破壊(合体の間は攻撃を受けないというお約束破り!)。
天馬(セイザータリアス)は、ウォフ・マナフに直談判するべくセイザービークルで宇宙に飛び出そうとするが、その隙をキャブレオンに攻撃され、機体は大破。天馬の生死が不明な状況で、合体できない4超星神が絶望的な戦いを続ける……。
ウォフ・マナフの大艦隊が地球に近づく直前で、果たして、どのような大団円を迎えるのか?
●デカ:デカブレイク・テツ主役編も含めて、個人話継続中。
その中で、特に面白かったのはジャスミン主役回。ヤツデンワニの再来か? と思われたワンデ星人ニワンデの回は、意外な展開のドラマと役者や声優のノリの良さ、で大爆笑&感動の一話。
でも、デカマスターの出番が激減しているのが、少し悲しかったりするこの頃。
●剣:井上敏樹脚本による、カリスの記憶喪失番外編を経て、9月に入ると、カリスを基軸とした怒涛の展開に。
劇場版とリンクしたカリスの正体(ジョーカー)判明に次いで、広瀬父(春田マッドギャラン純一)によるトライアルD(青赤対称ボディーがキカイダーっぽい)出現。広瀬父は、「龍騎の香川先生」とかぶるような感じな(トライアルDも、サイコローグっぽい)ので、独自のライダーシステムで変身することも期待したい。
次回は、キングフォーム出現だけど、劇場版よりは盛り上がることを願う。
●鉄人28号:最終回目前で、ニコポンスキーになったり、クロロホルムになったりした挙句、結局、生きていた敷島博士が、いろいろと種明かしをしてくれます。まあ、陰謀活劇物としては面白い展開なんだけど、ロボット物としての爽快さには欠ける状況なので、最終回は「量産型ブラックオックス軍団を相手に鉄人大暴れ」を期待したいところ。 PS:「スーパーロボット大戦64」で、ジャイアントロボを活躍させながら。
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●2004年9月25日(土) さて、今朝の最終回作品について、コメントをば。
●セーラームーン:結局、うさぎは自制できず、衛を失った悲しみに飲み込まれて、世界を滅ぼしてしまいます(その際、ベリルもジェダイとと共に瓦礫の下に……)。そして、滅ぼした後に、荒涼とした大地で後悔した挙句、衛の意志に諭され、自らを犠牲に「銀水晶の最後の力」で世界を再生させます。
うさぎのいない世界で、日常生活を営むセーラー戦士たち(ヴィーナス含む)。
しかし、「何か大切なものが欠けていること」に気づいた4人の少女は、うさぎを探すために集結します。
彼世(とこしよ)で、衛と2人、眠っているうさぎ。ですが、「自分のことを覚えてくれる仲間の存在」が力となって、現世に帰還できることを、プリンセス・セレニティに告げられます。ただ、衛を残していく気にはなれない……。
うさぎの復活を望む衛は、「自分のことは気にするな」と言いますが、そこに四天王が現れ、かつて「衛の生命を封じた絵」(ベリルが衛を脅迫するために使ったもの)を示します。そこから、衛の命が解放され、衛も現世に帰還できることに。
……ということで、「世界崩壊→再生→日常生活への帰還」という龍騎を思わせるラストでした。
感想としては、うさぎ関連はそれほど感銘を受けず(二番煎じと思った時点で、アウト)。「主人公=世界を滅ぼすラスボス的存在と化す」のは、新鮮だったんだけどね……。
ただ、衛の復活劇と、その理由である「生命を封じた絵」に関しては、きちんと伏線を張ってあったので、「おお!」と思えました。
●グランセイザー:「調和」と「それでも戦うべきときには戦う意志」との矛盾に、うまく折り合いを付けた大団円と思います。
怪獣キャブレオンに対して、次々、敗れる超星神。
そして、迫り来るウォフ・マナフ大艦隊。戦いは、絶望的な様相を呈していた。
その頃、異空間で目覚め、ウォフ・マナフを統べる「宇宙の意志」と対峙した天馬。しかし、「宇宙の意志」は、天馬ではなく、交信者・蘭の声しか聞き入れようとしない。折りしも、ベルゼウスが蘭の命を狙って、地球に降り立った。蘭を守るべく、水のトライブが、そして涼子&神谷が、ベルゼウスの前に立ちはだかるが、次々と倒されていく。
仲間の窮地に、絶叫する天馬。その声が蘭に届き、交信者の能力が覚醒する。「愛する者や大切なものを守るために、やむを得ず戦うこともあるが、それでも地球人は戦いを望んでいるわけではない」と告げる蘭の言葉を、「宇宙の意志」は受け止める。
ベルゼウスの始末を付ける、と約束する「宇宙の意志」に対し、「いや、地球はオレたちの手で守る!」と強く宣言する天馬。この辺りは、戦いらしい戦いもなく、ドラマだけで終わらせるのと違って、バトルアクションヒーロー物として高評価です(^0^)。
怪獣キャブレオンを倒すべく、クラウドドラゴンの「癒しの光」が、ガントラスと4超星神を復活させる。現世に帰還した天馬を含む12人のグランセイザーが、超星神にダイブインし、ダイセイザーに合身。その力はキャブレオンを圧倒して、勝利をもたらす。
戦意喪失したベルゼウスを、ロギアが追いつめる。「ベルゼウスをどうするつもりだ?」と問う天馬に対して、「ウォフ・マナフの裁判に委ねる」と応えるロギア。そして、「もうこれ以上の戦いはたくさんだ」と復讐を捨てる宣言。
こうして、ウォフ・マナフと地球の間に、調和がもたらされ、12人のグランセイザーは日常に戻るのだった。
「12人の戦士の個性とドラマ」
「戦隊とは異なる形で、等身大とロボバトルの融合」
「ヒーロー物としての基礎設定を覆さない範囲で、戦いと調和の模索」
以上、いずれも失敗の可能性のある難しい要素を、うまく破綻なく、まとめ上げている点で、グランセイザーは「高レベルなスタンダードヒーロー」として評価できます。
どうも、ドラマに走りすぎて、最終話のバトルがおざなりに終わりがちな昨今のヒーロー物に比べ、最終話も(ドラマの末に)きちんとバトルを描いてくれた点がポイント高し。
グランセイザーのドラマは、あまり濃くはない、あっさり風味なので、感動には至らないけど、バランス良くまとめている点で感心できる。最終話も、ロギアがあっさり復讐を捨てるのはどうか? とも思ったけど、天馬や未加との接触で徐々に感化されているドラマがすでに描かれているので、深くツッコむには当たらない。
ともあれ、ウルトラや、戦隊、ライダーを除いて、特撮シリーズ物として続編が作られるのは、近年稀に見る快挙だと思います。
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●2004年9月30日(木) 今週は、鉄人28号が終了したので、感想をば(エンジェル、デカ、剣は、非常に衝撃的かつ次回に引くような終わり方をしたと思うので、次週を見てから)。
●鉄人28号:自分としては、納得いく最終回でした。
「量産型ブラックオックス軍団を相手に鉄人大暴れ」をきちんと見せてくれたし、鉄人の最期も、飯塚昭三(金田博士)の声のインパクトと共に心に残りました。飯塚昭三といえば、アニメ版キカイダーの光明寺博士の声もやっていて、何だか博士付いていると思いますが、どちらも最後をうまく締めてくれるなあ、と。今回は、もう「金田博士が取り憑いたような鉄人が、ビッグファイヤーを断罪するシーン」だけで、十分なカタルシスを感じました。
ラストの、正太郎を守るような姿勢で、溶鉱炉に溶かされていく鉄人の姿は、「ターミネーター2」のラストを思い出しましたが、役目を果たした機械の退場劇をうまく演出していたなあ、と。
そして、村雨の退場劇も、いい感じだったし。
まあ、見ていて「血湧き肉踊り、元気になるような作品(いわゆる自分が見たいスタイル)」ではなかったけれど、ドラマとしての初期からの重さを貫きつつ、連続アクション活劇としての見せ方や、最終話でのカタルシスにまで至る展開は、いい作品を見たなあ、という思い。見たいスタイルの作品ではないのに、目が離せない、魅せてくれた作品ってことで評価したいです。
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