White NOVAの気まぐれ更新日記
過去ログ集2004年1〜2月

(3周年記念後の雑多な更新記録)

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目次

0: 2003年: こちら
1: 2004年1〜2月: ここ
2: 2004年3〜4月: こちら
3: 2004年5〜6月: こちら
4: 2004年7〜9月: こちら
5: 2004年10〜12月: こちら
2005年: こちら

 


新年の抱負(2004年1月2日)

 4年目です。
 やらないといけない宿題を大量に抱えている気がしてますが、それでも元気な年明けです。
 今年は、あまり手を広げず、自分の課題を要領良くこなしていける一年でありたいです。

 昨年は、「ほんわか」をキーワードにしてました。決意を再掲してみると、

「羊年」らしく「ほんわか」をキーワードにしたいなあ、と(笑)。いや、漢字ばかりだと堅苦しいし、バタバタ駆けずり回った昨年に比べて、円熟した「のんびり穏やかムード」をかもし出していきたいと。何だか、北岡先生の気持ちが非常によく分かる心境になってたりして。
>でも、単なるおっさん気分じゃなくて、「ほんわか」の漢字には、
「本若」を当ててたりもします。
>つまり、
穏やかにマイペースなんだけども、新しいことに敏感な若さも示していきたいってことで。
>じゃあ、具体的に何をするかってことですが、連載記事に振り回されるのじゃなくて、それ以外の記事に時間を費やしたいってのが本音。

 じっさいのところ、円熟した「のんびり穏やかムード」どころか、いろいろ新しいことに飛び込んでバタバタしていた「本若」だったなあ、と実感。
 
「連載記事に振り回されなかった」のは予定どおりだけど、あまりにもこだわらなさ過ぎたのが反省材料。

 今年のキーワードは、利口なサルにちなんで、「機転」がいいかと思ってます。辞書どおりの意味だと、「何かあった時に、すぐに状況対応できる機敏な心の動き」とあります。ある意味、スピードを重視したいな、と。
 それと逆に読むと
「転機」なわけですが、今までと違った路線に切り替えるつもりはないです。むしろ、「転機」を逆にしたわけですから、今までの路線の延長を意図しています。特撮連載も、ゲーム記事も、その他いろいろ抱え込んではいますが、それらを捨てることなく、「機転」を利かせて取り組んで行きたい、と考えています。
 あと、つまらない言葉遊びなんだけど、
「機転」って言葉には、「回転する機械」すなわち「ドリル」なんて意味まで無理矢理付加しております。つまり、「ドリルみたいな一年」……って、どんな意味だ? ええと、「固い岩盤に強引に穴を開けて、貫く一年」ってな感じか。

 そんなわけで、
「ほんわか」から切り替えて、「スピード&パワー」「心技体」を兼ね備えた「機転」の一年にしていきたいです。

●2004年1月1日(木)・その1

 あけおめッス。
 旧年中に日記を書こうと思ってたけど、冬期講習中は仕事に専念して、仕事が終わった後も、あれこれ慌しかったりしました。

 おかげで、いろいろなことがたまってる状況で、年明けだったりします。少しずつ片付けていかないとね。

 まず、2週間たまってる番組追跡を先に。

 セラムン。何だかんだ言って、ズルズル見てる(苦笑)。
 ヴィーナスは登場したけれど、すんなり仲間にはならず、
 そして敵側も、クンツァイトが登場して、「うさぎちゃん妖魔化の危機!」でつづく、と。
 ちなみに、「敵に操られる主人公の身内」や「人間の怪物化」は、NOVAの好きなシチュエーションなんで、割と満足だったりします。
 もちろん、ラストが悲劇に終わらないこと前提で。「敵になった味方」という心理葛藤は好きなんだけど、それをズルズル引きずっちゃうと、気軽に楽しめないわけで……。

 そして、エンジェル
 11月9日の日記に書いたように、とうとう、ウェスリーがエンジェルの子コナーを誘拐し、宿敵ホルツがコナーとともに異次元に落ちてしまいました。何だか重い終わり方で年越しと。
 この後、別次元で成長したコナーとのややこしい人間関係や、ウェスリーの運命など、いろいろ楽しみと。

 グランセイザー
 第1部完結編のアケロン大星獣決戦編を経て、新たな敵インパクターおよび水のトライブ出現の第2部が幕開けとなりました。
 10月26日の日記に続き、水のトライブのキャラ紹介なんて、しておきましょう。

水のトライブ:水棲生物をモチーフにしたチーム。超星神はクジラ変形のリヴァイアサン

セイザーゴルビオン(反町誠):サソリ座サメの戦士。職業はフリーカメラマン。武器は、ノコギリ刃の剣ブラストソー。必殺技は「デ・ストーム」。
セイザーパイシーズ(魚住愛):魚座シャチの戦士。職業は看護士見習い。武器は、細身の銃アクア・ブリッツ。必殺技は「ブリンクショット」。
セイザーギャンズ(三上辰平):カニ座イトマキエイの戦士。職業はイルカ調教師見習い。武器は、双刃の長槍カルニコス。必殺技は「大海嘯切断」。

 掲示板にもありましたが、名称の由来がなかなか気になるところです。パイシーズは、そのまま魚座なんですが、ゴルビオンはスコーピオン(サソリ)の変形、ギャンズはキャンサー(カニ)の変形なんでしょうね。
 その意味では、タリアスはサジタリアス(射手座)、リオンはレオ(獅子座)、タウロンはタウラス(牡牛座)の変形と推測できるのですが、その他の元ネタが分かりにくいですね。

 あと敵役の、インパクターも仮面の幹部戦士として登場し、戦闘員のギグファイターも含めて、いろいろ楽しませてくれそうです。
 変身装置も、最近流行りのカードだったりしますしね。悪のグランセイザー的キャラに期待、と。

PS:アバレは、仲代先生が無事に年を越せて、「あわや?」と思われたヤツデンワニも夢オチという必殺技で命永らえました。ディックのパロディであるサブタイトルと、内容は、海外SF小説ファンのツボは突いていて、それなりに健闘してたと思います。ただ、昨年のインパクトに比べると……。
 ファイズは、まさかの村上元社長死亡。ラスボスは、勇治か、照夫か? って展開。ライオトルーパーは、たったの6人ですか。これも劇場版の圧倒的多数のインパクトに比べると……って、文句ばっかり言ってるような(苦笑)。

PS2:新番組は、「仮面ライダー剣(ブレイド)」と、「特捜戦隊デカレンジャー」
 ブレイドは、タイトルロールのライダーのカラーリングがブルーというのは、今回初めてですね。スペード(あるいはヘラクレスオオカブト)モチーフの一本角は将来パワーアップすると、左右に展開するのでは? と思ったり。変身者は、剣崎一真(かずま)で、名前どおり剣とカードで戦うと。
 相棒のギャレンは、ダイヤとクワガタモチーフの二本角。変身者は橘朔也(さくや)。武器は銃とカード。久々登場のグリーンアイズライダーで、NOVAの期待はこちら。

 デカレンジャーは、タイムレンジャー以来の基本5色()戦士で、しかも久々の女性2人戦隊だったりします。デザインとしては、左胴に数字が入っているのが特徴のシンプルなスーツ。S・P・Dのマークは、所属組織かな? スーパー・パワー・デカ? それとも、スペース・ポリス・ドーベルマン? 何となく、「スピード」と読んでしまいそうだけど。

●2004年1月1日(木)・その2

 12月の更新記録を見て、今さらビックリ。本当に、更新してなかったんだなあ、と痛感。
 宿題がいっぱいたまっているので、何だか生徒を叱るのに、抵抗があるよなあ(苦笑)。残り少ない冬休み中にできるだけ、宿題をしたいところです。

 さて、昨年末は「ゴジラXモスラ(機龍改め)メカゴジラ 東京SOS」を見てまいりました。

 大塚ガトー明夫のハムクック船長がおいしいキャラだった……って、同時上映の話をして、どうする? でも、今回のハム太郎は初めて面白いと思った。空飛ぶ海賊船のギミックに味わいがあって、自分の琴線をかき鳴らしてくれました。
 毎年のミュージカル調のミニハムズとか、GETSハムは世代的にのりきれないけど、ハムクック船長で全て許せると。

 そして、本命の機龍
 自分は、新世紀ゴジラは、「Xシリーズ」(手塚監督作品)に高評価を与えて、それ以外(「ミレニアム」と「GMK」)はあまり好かなかったりするんだけど、今回も外れなかったと思います。
 映画鑑賞は、まず感性でなじむかどうか、それから理屈は後付けってのが自分のスタンスで、どれほど理屈にフィットしていても、燃えられない作品はダメと。
 もちろん、自分の感性に合わない物を、他人が理屈付けて評価しているのは、楽しめます。
 「Xシリーズ」について、NOVAが高評価を与えるのは、個々の怪獣がドラマ内できっちり役割をもって描かれていること。つまり、「怪獣への愛」が満ちているんだよね。一番地味なメガギラスさえ、メガヌロンから羽化する生態がきちんと描かれ、キャラ立ちしてたと思う。
 今回は、モスラの造形が平成以降の作品で一番、良かった。作品そのものが、昭和の「モスラ」「モスラ対ゴジラ」へのオマージュなんだけど、それを再現しようとした造形は、平成のぬいぐるみモスラや、後のアレンジ群の中にあって、一番見たい原点と言えるもの。で、昭和版ではなかった「散り行く成虫と、命を受け継いだ幼虫のコンタクト」が目玉。
 機龍の方は、メカの魅力あふれる戦闘シーンが、去年を引き継いで良かったです。「必殺兵器アブソリュート・ゼロは破壊され、その代わりに三連メーザーを装備」って設定は、「サテライトキャノンを失ったガンダムXのディバイダー換装」を連想して、スパロボファンを燃えさせてくれます。
 ただし、最後。全てが終わってからのラストシーンは、「結局、G細胞に話が続くのかよ!」ってツッコミを入れたくなります。「ビオランテ」の時に、初めて示された設定なんだけど、全く設定を一新したはずの「ミレニアム」で、似たような「オルガナイザーG」という要素が採用されたときに溜め息。もう、「ゴジラ細胞」ネタは飽き飽きしてたりします。次のゴジラでは、そういう使い古されたネタで引っ張るのはやめにして欲しい。

 そして、NOVAが年末に少しはまったネタは、「ロード・オブ・ザ・リング」
 「二つの塔」のDVDを見ました。
 そして、ついでにPS2版「二つの塔」を久々にプレイ。モリアで苦戦していたトロールを何とか撃退し、その後も頑張って進行。アクションが苦手にも関わらず、アラゴルンで最終面のヘルム渓谷の戦いをクリア。ただし、隠しシナリオのオルサンク(サルマンの塔)は攻略できず。20階建ての塔で、18階まではクリアできるんだけど、19階でトロール2匹を倒すことはできません。まあ、こんな物かと思ってます。
 1月8日には続編のゲーム、そして2月には劇場版3作目「王の帰還」が上映されるので、今から楽しみに思ってます。

 ではでは、明日から本格的に更新予定。

●2004年1月13日(火)

 昨年の忙しい時期に、相互リンクを約束していたサイトを、ようやくアップ。
 それと、この機会に、「ホビー同好会」を見直しましたが、「お世話になってるサイト」「同好サイト」を区別する必然性を感じなくなりました。
 元々、「お世話になってるサイト」はNOVAの方からリンクを申し込んだサイトで、
 「同好サイト」は先方からリンク依頼されたサイト……という分け方だったわけですが、今となっては、どうでもいい区分ですね。それよりも、リンクそのものが増えてきたので、整理の必要を感じるようになっています。今はいろいろとすることを抱えている時期なので、春先にでも一新したいところ。

 さて、連載記事がストップした状況で(今週は何とかファイズをアップする予定)、細々と続いている週末のTV視聴に参りましょう。

 セラムン。まあ、こんなものでしょう。
 もう少し、「妖魔化を阻止できた理屈」が欲しかったりもしますが(戦士の力は、仲間の信頼によって強くなるとか)、理屈よりも感覚に訴える番組にそういうのを期待してもいけませんね。
 まあ、何だかんだ言って、「月のプリンセス」なわけだから、「未知の浄化の力を宿していた」で納得するしかありません。
 自分としては、次週以降、クンツァイトが「どうしてセーラームーンは妖魔化しなかったんだ。ハッ、もしや?」なんてセリフを口にしてくれれば、それで満足。

 次に、エンジェル
 はあ、やたらと重い話だ。でも、ウェスリーとコナー、「家族」の2人を失ったエンジェルが、「これ以上、家族を失うわけにはいかない」と、命の危機にあるガンを救う決意をするのは、格好良かった。
 で、ガンの魂を守るため、自分の魂を代償にしたギャンブル勝負の緊迫感。
 でも、あっさり負けた脱力感(笑)。
 その後、力技でその場を強引に切り抜ける爽快感。
 何だか重いムードを払拭する、どんでん返しの連続が素直に楽しめました。

 そして、グランセイザー
 は、基本的にリーダーのゴルビオン以外、未熟な戦士という構成ですか。との絡みで、徐々に仲間としての絆を作っていく展開になりそう。

PS:アバレは、前回が浦沢脚本の面白さ爆発のお正月回で、今回はゴーブルー(トリノイド第1号)登場の「デズモゾーリャ復活?」回。仲代先生の命が心配なところ。
 ファイズは、最終回直前。勇治ではなく、草加の遺志を受け継いだ……という展開。意外なことに死んだのは、北崎くんだけ。まさか、琢磨さんが最終回まで生き残るとは(笑)。北崎くんへのムチ攻撃も、ここぞとばかりに炸裂しておりました。
 最終話では、「オルフェノクの王の死によって、全てのオルフェノク、そしてオルフェノクの記号を埋め込まれた者が灰化し、生き残ったのは啓太郎だけ」という展開にだけはならないことを願います。それと、最後ぐらい、添野さんや沢村刑事、そして娘さんにも出番をあげて。それと、スマートレディにも。
●2004年1月16日(金)

 本当に長らく、お待たせしました。
 ようやくにして、ファイズ34話をアップしました。
 本当は、この回のおまけで「乾巧の心理考察」を書く予定だったのですが、いろいろ考えた挙句、おまけなんかではなく、より深い内容の考察ページを作成することにしました。最終回の後に、ストーリーを回顧しながら、主要キャラ全員の心理考察を展開していきたいです。実質、ややこしいことを先送りにした形ですが、自分で納得できる記事にしたいってことで。

 何はともあれ、日曜日の最終話を楽しみにしつつ(もっとも、この日は朝から仕事なので、録画してのビデオ視聴になります。失敗することのないようにしないとね)。

●2004年1月19日(月)

 セラムン
 キャラの間の人間関係話に終始していて、つなぎの話といったところか。一応、仲間の協力なしで戦う主人公は久しぶりやな〜と。

 エンジェル
 息子コナーを異次元から呼び戻すために、黒魔術を行ったエンジェル。しかし、儀式は失敗し、副作用で「人体に寄生して、水分を吸収する怪物」が飛び出してしまう。
 怪物の一匹はフレッドに寄生し、恋人のガンウェスリーの知識を当てにする。コナーを誘拐した件で、エンジェルから恨まれているウェスリーは孤立状態だが、フレッドへの好意から解決策を提案。
 大量の寄生怪物に対しては、コーデリアの謎の力が発動して、事件解決。
 ラストに、召喚の魔方陣から、一人の若者が出現した。それは、異次元で成長したコナーだった……。

 グランセイザー
 前回のパイシーズに続き、ギャンズ覚醒。こうして、水のトライブが無事結成され、超星神リヴァイアサンも発動。インパクター・ラディアを撃退。
 一方、謎のオーパーツをめぐって、インパクター・ロギアが動き出す、と(オーパーツを発見した博士の助手に化けているんだね)。

PS:アバレは、仲代先生を交えた5人変身が見どころ。でも、次回でお亡くなりになるようです。リジュエルの顛末については、希望の見える終わり方で良かったねえ、と言えるけど、果てさて、仲代先生はどういう散り様を見せてくれるかな?

 そして、ファイズ最終回。まさか、琢磨さん海堂が生き残るとは思わなかったです。死んだのは、勇治だけ……という、「何だか、問題がちっとも解決したような気がしないけど、あまり死なないで良かったね」的終わり方。
 勇治との対決も、劇場版とシンクロできる感じで、NOVAとしては納得できます。
 そして、眠ったままの「アークオルフェノク」に寄り添う「エビ姉さん」は、何だか「ダイターン3」のドンに寄り添うコロスみたいな魅力を感じました。
 添野さんや沢村刑事、そして娘さん、それと、スマートレディにも一応、出番があって良かったね、と。

 一応、自分の中では、ファイズはまだまだ続くんだけど、次の「剣」にも気持ちを向けます。
 追跡記事の題名は、「剣と呪札の幻想録(ブレイド&カーズ・ファンタジー)」で確定です。

●2004年1月28日(水)

 読書とか、仕事とか(受験期ですからねえ)、空科研の今後を考えるとか、いろいろあって遅くなりましたが、先週の特撮関連。

 セラムン
 亜美ちゃん、主役回。
 自分は最近、主役の動向よりも、クンツァイトとネフライトと、ベリル様の掛け合いを楽しんでたりします。

 エンジェル
 成長したコナーの登場編。
 ヴァンパイアハンターのホルツに育てられたコナーは、父親のエンジェルを「悪のヴァンパイア」と考え、抹殺しようとする。が、失敗して逃走。ロスのことを何も知らない純情青年コナーは、麻薬の売人とのイザコザに巻き込まれる。コナーを心配するエンジェルだが、二人の感情の衝突は、まさに思春期の若者と父親のそれを彷彿とさせます。
 結局、エンジェルと別れたコナーが、ホルツのところに戻った場面でつづく。

 グランセイザー
 セイザートラゴスこと神谷刑事の主役回。
 超星神の巨大戦が、民間人に被害をもたらしたという理由で、自分たちの戦いについて疑問を感じた神谷さん。何だか、庶民肌のヒーローって感じで、いい味だしてます。
 敵インパクターに対しても、「自分の命を差し出すことで地球が救えるなら」と、話し合いの解決を提案。でも、地球人を下等生物と考えるインパクターの考えを知り、戦いの決意を固める、と。
 最近は、「戦いについて悶々と悩み続ける」ヒーローが増えている中で、グランセイザーの主人公は単純明快。ただ、脇を固めるキャラが戦いについて問題提起してくれたおかげで、「ただ戦うだけのドラマ」を深化させてくれました。もちろん、グランセイザーの魅力は活劇部分なんで、「戦いは避けられない」と分かった以上、今後はカラっと、突っ走って欲しいです。
 ガントラス調査の教授の助手に化けたインパクター・ロギアも、なかなか良い味を出しているなあ、と思いつつ。

PS:アバレは、仲代先生の最期。
 劇場版のバクレンオー登場は、意外だった。
 トップゲイラーとは、孤高のパートナー。最後に、「人間」じゃなくて、名前で呼ぶのが良かったです。

 ブレイド。早く記事を書かないと、と思ってます。
 やっぱり、やりたいことをするためには、メリットを生まないで負担ばかりがのしかかってくる仕事は、割り切って、見切りを付けないといけない、と思いつつ。

●2004年2月2日(月)

 はう。結局のところ、1月は自分のサイトの更新があまりできませんでした。
 空科研の方に、神経を使っていましたからね。自分にとって、空科研は「尊敬していた人」から預かった、とても大切な場所だったんだけど、結局、その人の顔に泥を塗るような結果に終わってしまいました。
 ここで、ガンダムSEEDの主人公キラ君なら、「どうして、僕たちは、こんなところに来てしまったんだろう?」と、涙ながらにつぶやいて幕だろうけど、NOVAはそんな女々しい野郎は嫌いです。
 同じガンダムなら、ZZのジュドーが好きです。「持てる力を調和と協調に使いたい」ところです。
 そして、今の自分の心境を一番、表した歌は、Gガンダムのセカンド主題歌「Trust You Forever」と言えますね。

 悲しみに暮れた時 そっと手を差しのべてみよう
 きっといつまでも友は You’ll be friends 君を見守っている
 あきらめない明日を そして振り向かない昨日を
 一人じゃないから so long time 誓い合おう きっと
 いつか時代が変わっても僕は忘れない I trust you forever♪

 
さて、気を取り直して、新出発の時です。週初めの特撮関連に移ります。

 セラムン
 マーズヴィーナスの邂逅回。うさぎは、衛への切ない恋心で戦闘どころじゃありません。
 何だか、人間関係がドロドロしてきたなあ。最初に想像していたより、話が重くなってきています。でも、ちっとも感情移入できるキャラがいないので(女の子キャラに感情移入してもねえ^^;)、やはり悪の方に目が行っちゃう。
 ジェダイト復活で、ネフライトと「ベリル様を慕わない生意気なクンツァイトをやっつけよう同盟」成立(笑)。一方、ベリル様の頭を飛び越えて、クイーンメタリアの復活を望むクンツァイト。アニメ版なら、第1作の終盤の展開になってきてますね。

 エンジェル
 おお、ホルツが何だか良い人に……と思ったら、最後の最後で、「エンジェルに殺されたように偽装自害」して、純情青年コナーエンジェルへの憎しみを煽ります。
 エンジェルコナーが親子の絆を見出して、割と良い関係になっていただけに、ラストのどんでん返しにドギマギ。

 グランセイザー
 ガントラスを操るガントローラーを修理させるため、和久井博士を言葉巧みに連れ去った、助手の星山秀一ことロギア。
 でも、和久井博士は、ドクターベアーとして、セイザーパイシーズと密会。足長おじさんの役どころにように見えて、実の父親だそうな。ドラマ重視なら、親子対面の感動シーンが展開されるところですが、アクション重視の本作ではスッと流されます。
 当てもなく和久井博士を探していた主人公と、パイシーズが和久井博士をめぐって、インパクターと対決。その最中に、完成したガントローラーで、ロギアがガントラスを起動。
 ガントラスは、「凝縮した酸素をエネルギー」として活動するから、太陽に激突することで大爆発させて地球を滅ぼす、という作戦が語られました。核融合よりも強力な「凝縮酸素機関」というSF設定に、何だか惹かれます。
 しかし、もっと気になるのが、エンディングに
空科研ゆかりだった某SF作家」に似た名前が示されること。「必殺シリーズ」にも関与していたけど、本当によくある名なんだなあ、と実感。

PS:アバレは、最終話一話前。仲代先生を悼む場面から、最終決戦へ突入。
 敵の居城要塞と、大量のアノマロガリスの侵攻に対し、アスカは捕らわれのマホロを救うため、要塞内部に突入。時間稼ぎのため、巨大戦を展開する3人のアバレンジャーだけど、らんるはピンチのアスカを救うため、やはり内部突入。
 外では、アバレンオーと、呼ばれもしないのに現れたスティラコ=マックスオージャ幸人搭乗。搭乗者はもう誰でもいいのか)が大ピンチの戦いを展開しながら、最終回につづく、と。

 ブレイド。早く記事を立ち上げないと、と思いつつ、空科研の後作業を優先させます。
 ええと、この回は見ていて、身につまされました。裏切った先輩に愕然として、戦意喪失した主人公が、戦う意味を見出だす話です。先輩のギャレンは、所属組織のボードの陰謀(?)を知ったから、裏切ったと思われるのだけど。
 そこに登場する謎のライダー・カリス(ハートのライダー)……って、緑の血? 人間じゃないの?
 最後は、カリスがブレイドに襲い掛かって、またもや、「ライダーVSライダー」の展開に。

●2004年2月11日(水)

 1月は、空科研の方向性見直しが最大の課題でした。
 いろいろと引きずってきましたが、ようやく新出発を遂げることができました。空科研は、気負いすぎた部分とか、自分の中のマイナス感情とか、いろいろとせめぎ合いもあったけれど、いい思い出に昇華していきたいと思っています
 新しくなった空幻研は、より自分らしい方向性を前面に出していけたら、なんて思ってます。

 1月の総括は、じっくり明日に回すってことで、今日は特撮話。

 セラムン
 前回を引きずった、マーズヴィーナスの友情回。
 マーキュリージュピターとのトリプル合体攻撃の狙いを一人だけ外すムーンが何とも脱力。基本的にシリアスなストーリーだけに、主人公がなごみ形キャラなのは、「龍騎」よりの伝統か?

 エンジェル
 第3シーズンが終了。
 エンジェル
コナーの罠にはまって、棺に閉じ込められたまま、海中に投棄。
 エンジェルへの愛に気付いたコーディリアは、ヴィジョンの力の代償として、天界に召喚される、という結末に。
 海外ドラマでありがちな、悲惨なシーズン終了話、と。
 次週から、第4シーズン……ってわけじゃなくて、第3シーズンの再放送。まあ、自分は途中から見始めたので、もう一度、最初から見られるのは嬉しいんだけど、第4シーズンも気になるんだよなあ。

 グランセイザー
 ガントラス大暴れの回。まずは、ガルーダリヴァイアサンをロケットパンチでやっつける。
 次週は、ガンシーサードルクルスが血祭りになる予定。
 まさに、「強いぞ、ぼくらのガントラス♪」と応援したくなります(笑)。
 ドラマとしては、和久井博士とパイシーズの親子対面の感動シーンって、先週、先に考えちゃっていたので、特に感じるものはなし。
 やはり、自分が好きなトライブは、大地だなあ、と思います。その意味で、次週の直人登場は楽しみ。

PS:アバレも終了。
 何だか、これまでの回の要素がてんこ盛りで、1年を通して見たファンには、ニヤリとする要素に溢れていました。
 「ふんばれ」「いや、ふんばっちゃダメだ」は、一年前の凌駕の考え方が幸人さんに伝わったと思えたし、らんるがレーサーになっていてアバレモン・本多さやかの再登場とか、バッキー・バンズとか、いろいろと懐かしキャラの顔が出てきて、「うわ、早くアバレンジャー日記を書かないと」と思わせてくれました(苦笑)。
 そして、ラストのそっくりさん。昨年のシュリケンジャーもそうですが、こういう趣向は後味悪くなくて、いいですね。リジェの「あ、泣いてる」とか「本当にいいの、それで?」のセリフも思わず、笑ってしまいました。

 さて、来週のデカレンジャー。ええと、S・P・Dは「スペシャル・ポリス・デカレンジャー」の略ですか。 デカレンジャーロボは、名前が気に入らないです。自分、「○○ロボ(○○には戦隊名が入る)」って名称は好きじゃないんですね、いかにも「適当な名前」って感じで。「RVロボ」や「VRVロボ」は好きだけど、もし「カーレンジャーロボ」って名前だったら……。「タイムロボα」みたいに、わずかでもアレンジがあったら、印象が変わるんですけどねえ(^^;)。
 それでも、頭がパトライトになってるデザインは、ギミック次第でハマリそう。何だか、ウーウーとサイレン鳴らしながら、発光しそうで、それを演出に組み込んだりしているのを期待します。
 キャラとしては、エスパー刑事のデカイエローに注目。やっぱ、二人ヒロインだと、選択の余地があっていいよなあ。
 追跡記事タイトルは未定。追跡するかどうかも未定。場合によっては、ここに書くだけになるかも。

 ブレイド。こっちは、追跡記事を作ります。
 「剣と呪札の幻想録(ブレイド&カーズ・ファンタジー)」
って名前も決めたし、構想だけはきちんとできてます。
 今回の放送で分かった事実としては、ライダーシステムが人間の肉体に負担を与えること。それと、カリスが天音(あまね=居候先の女の子)の父親の死の現場に居合わせたこと。まだまだ謎が多い作品ですが、「最強の高校生ライダー」とも言われるレンゲルの登場も含めて、期待したいところです。
 それと、ブレイドの大きな特徴は、ライダーらしくバイクアクションに力が入っていることかもしれません。それは第1話から、きっちり描かれてきましたしね。バイクのデザインもアクション向きだし、CGを使わない生の動きにも注目です。

●2004年2月16日(月)・前編

 先週は、1月の総括を書こうと思ったけど、結局、空科研のインパクトが大きすぎて、うまく総括できず。下手に書いても、感情の垂れ流しになって、恥の上塗りにしかならないですし……。
 だったら、3月になってから、「1、2月の総括」って形にした方が良いと判断。

 で、先週末は、ネットから離れて、DVDとか映画とか、小説とかに時間を費やしてました。
 DVDは、「仮面ライダーストロンガー」(最終巻)と「コスモスVSジャスティス」
 映画は、「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」と、自分にとっての問題作「タイムライン」
 そして、それらの原作本(前者は既読だったけど、後者は読むのに時間がかかっていて、結局、映画見てから、一気に読んだ形)。
 それぞれ、簡単な感想を書くと。

 「仮面ライダーストロンガー」
 ストロンガーは、自分が一番、好きなライダーで、学生時代にレンタルビデオでも視聴。ただ、デルザー編の一部(34〜36話)が地元のレンタル店に置いてなく、長らく見たいと思っていました。

 34話は、ヘビ女の回。ヘビ女の鱗を額に貼り付けられ、ヘビ人間と化してしまう少女(と母親)が、城茂に襲いかかります。この手のシチュエーションが割と好きなNOVAなんですが、まあヒーロー物ですと、ヒーローがあっさり犠牲者を気絶させて、怪人を倒せば元通り……というお約束。この回は、ヘビ女は倒されませんが、額の鱗を外せば解決と。
 その後、写生会中の子供たちと、立花のおやっさんまで、ヘビ女にさらわれて、やっぱりヘビ人間にされてしまいます。でも、あっさり鱗を外されて解決。あまり、ドキドキする余地はありません(苦笑)。子供の時に見たときは、結構、怖い印象が残っていたんだけどなあ。
 で、この回、ストロンガーに倒される怪人は、前回登場した隊長ブランク。デルザー編って、基本的に「前回登場の怪人を倒すストーリー」と、「新登場の怪人の見せ場」という二重構造になっていて、ピンチに次ぐピンチのヒーロー、それでいて、きちんと逆転勝利のカタルシスを感じさせてくれます。

 続く35話は、ヘビ女との決着編であるとともに、マシーン大元帥を追ってきたV3の登場編。ここから、過去のライダーたちが日本に次々と戻ってきて、伝説の最終決戦に至るわけですが、これ以上、書くと長くなるので、今回は割愛。いずれまた。

 「コスモスVSジャスティス」
 「宇宙正義」VS「地球愛」というテーマが強烈です。少なくとも、掲示板上でのトラブルでささくれ立っていた気持ちが癒されるきっかけにはなりました。

 「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」(昨年書いた「二つの塔」感想も参考までに)。
 初日に見に行きました。もう、感無量の作品です。原作の「指輪物語」を最初に読んだのは、高校2年の時だから、15年来のファンです。中でも、一番印象的なシーンは、ナズグルの首領に挑むエオウィン姫(デルンヘルム)の場面。これがどう映像化されるかが、自分にとっては最大の注目でした。
 映像で見ると、エオウィン姫の毅然とした姿よりも、強敵を前に怯えている部分が目立ちます。が、それでもけなげに立ち向かう姿に萌えました。
 惜しむらくは、その後、アラゴルンによる癒しと、ファラミアとの恋の場面が割愛されたこと。元気なエオウィン姫が黒門前での最終決戦に赴いちゃいかんよなあ。療養のために最終決戦に置き去りにされて、それを哀しむの姿と、それを優しくなだめるファラミアが描かれてほしかった、というのが原作ファンの想い、と。

 全体的には、エオメルファラミア、そしてギムリの扱いが悪いなあ、と思っております。原作のエオメルはアラゴルンの頼れる戦友だし、ファラミアは控えめながら賢明な思慮の持ち主、そしてギムリは頑固な友情を示す仲間思いのドワーフでした。
 でも、劇場版では、エオメルはロヒリムの一指揮官として埋没。ファラミアは、父親に疎まれ、生きながら焼かれそうになった哀れなだけの男。ギムリは、文句だけブツブツ言っている割に、戦いの場面ではあまり目立たず……と、悲しい扱い。
 一方、原作以上の描写で大活躍したのが、アクション担当のレゴラス。1作目のアクロバティックな対トロール戦、2作目のシールドサーフィンに次いで、今回は巨獣ムマキルに飛び乗って、その上に乗った多数のハラド人を撃退するという華麗な暴れっぷり。これを見て、ますますエルフファンが増えるんだろうなあ、と思います。
 こうなったら、ドワーフのファンを増やすために、やはり前作の「ホビットの冒険」を映画化してほしいですねえ。ガンダルフの剣グラムドリングと対を成す名剣オルクリストを振りまわして、果敢に戦うトーリン・オーケンシールドの姿を見たくなります(まあ、13人のドワーフという映像だけで、腹いっぱいという気もしますが^^;)。もちろん、CGを使った熊人ビョルンの変身シーンとか、ゴクリ(ゴラム)とビルボの謎々シーンとか、クライマックスの五軍の戦いとか、いろいろな場面を妄想。

 何はともあれ、わずかな不満はあるけれど、それを遥かに凌駕する満足感を与えてくれた大作でした。

 「タイムライン」
 自分にとっては、複雑な思いの消えない作品だったりもしますが、「ロード・オブ・ザ・リング」4時間待ちの穴を埋めるという理由で、見ました。
 内容は、思っていたよりもSF色が薄く、中世歴史アクションロマンとして面白かったです。「ロード・オブ・ザ・リング」の前座(ミナス・ティリス攻城戦)として、クライマックスのラロック城攻城戦は素直に楽しめました。
 量子力学を利用したタイムトラベル理論については、序盤にフレーバーとして語られるだけですが、それでも、「原作を読まなくても、人間の肉体が残らないことは、映画内で説明済み」です。これについては、柳田氏の連載記事は「原作以前に映画をきちんと見ていない」とツッコまれるべきだと考えます。

 クライトンの原作についてですが、正直、文庫本上巻初めの200ページは辛かったです。キャラの紹介や、ハイテク企業ITCにまつわる説明など、緻密な背景描写に文量が割かれ、ストーリーが展開するのが上巻の半分を過ぎてから(まあ、『ジュラシックパーク』の時もそうだったから、覚悟はしていたけど。そんなことを言うなら、『指輪物語』だって、4人のホビットがホビット庄を出るのは200ページ過ぎてからですしね^^;)。
 それでも、まあ、主人公のアンドレ・マレクが登場するまで87ページ、クリス登場が99ページってのは、登場人物に感情移入して読む性質のNOVAには、そこまで読むのに時間がかかったと。その分、3人の学生が1358年に着いてからの展開は、危機また危機の連続で、一気に読み進むことができました。
 で、劇場版では、最初の背景描写を一気に省いてましたし(エンターティメントとしては正解でしょう)キャラ配置についても、原作を活かした部分と、アレンジした部分が絶妙で、納得できました。原作がリアリティ重視で、劇場版がドラマ重視の方向性。ドラマだと勧善懲悪や恋愛感情の分かりやすさが重視されますが、原作の登場人物は善玉にしても、よりしたたかに描かれています。あと、劇場版は原作以上に人が死ぬ、とか。

 何にせよ、原作も映画も、見て楽しい作品だったのは事実だから、鑑賞のきっかけを与えてくれた人には、感謝を表明します。

●2004年2月16日(月)・後編

 さて、恒例の特撮日記です。

 といっても、今回、寝坊してセラムンは見逃し、エンジェルは終わり際にちょこっと見ただけ。

 よってグランセイザーから。
 直人と子供の絆、を描いた回。グランセイザーで、子供に焦点が当たることは珍しく、しかも、その相手が直人というのが、意外というか、はまり役というか……。しかし、直人に対して、アプローチする涼子さん辰平の時といい、結構、世話好きというか、ごつい相手好みなのか、最近、袖にされている仁くん(セイザーダイル)が気の毒だったりします。
 涼子さんは、ドルクルスに初搭乗。セイザーギアは使わなかったけど、これで風のトライブだけは、全員が超星神に乗ったことになります。
 念のため、ガルーダ未加がまだで、ガンシーサー直人だけ、リヴァイアサンだけ搭乗。

 ガントラスは、ドルクルスガンシーサーを撃破しますが、エネルギーの消耗が大きく撤退。
 う〜ん、何だかパワーレンジャーのセルペンテラー(大神龍)みたいだなあ。無茶苦茶強いんだけど、エネルギー効率が悪すぎる。そんなんじゃ、太陽にまで向かう途中で、エネルギー切れちゃうんじゃないか。
 何はともあれ、次週は、ヒロイン編だったりします。12人もメンバーいるんだから、キャラの組み合わせをいろいろ変えるだけで、ドラマのネタになるのがいいかも。
 そのうち伝通院先生と、の「クールな現実主義者」話を見たいもの。

PS:デカレンジャー開始。オープニングナレーションが、いいですね〜。
「S・P・D…スペシャル・ポリス・デカレンジャー。
燃えるハートでクールに戦う5人の刑事たち。
彼らの任務は、地球に侵入した宇宙の犯罪者たちと戦い、
人々の平和と安全を守ることである!」


 雰囲気としては、「ゴーゴーV」と「タイムレンジャー」と「カーレンジャー」を足して3で割った感じ。
 第1話から、デカレンジャーの存在が地球人に認知されている設定も新しいなあ、と思います。そこに新人レッドが加入することで、クールなメンバー構成にホットな変化が現れる、という序盤展開。
 新人レッドってパターンは、「ギンガマン」「タイムレンジャー」「ガオレンジャー」で見られます(「サンバルカン」の2代目レッドも一応、そうなるか)。
 全員がアバレていた前作に比べると、破天荒で4文字熟語好きなレッドのノリが、どうメンバーの中に受け入れられるかが、ドラマのキーですね。一応、ブルーレッドと対立。グリーンがなだめ役で、イエローがシビアなツッコミ役、ピンクが天然のムードメーカーって形で、ボスが引き締める、といった感じかな。

 ブレイド
 何だか、龍騎以上に、弱い主人公を体現しております。いや、龍騎は、モンスター相手には割と善戦していたぞ。どちらかと言うと、G3並みの弱さですか? どうも、青いライダーというと、ライダーマン以来、弱いというイメージが付きまとい続けます。あ、ナイトじゃなくて、紺色ってことで。
 ええと、何だか青二才という言葉で表現できそうで、そのうち、キレてになるのでは? と期待したりします。
 (追記・掲示板上で「
バイオライダーを忘れている」と指摘を受けました。ということで、青いライダーは極端に強いか、極端に弱いのどちらかか、と。ブレイドがいずれ強くなることを願いましょう)

 戦う目的があいまいなブレイドと、謎の多いギャレンに比べて、「人ならざる者が人のために戦う姿」を見せるカリスに、NOVAは惹かれております。
 始くん(カリス)がアンデッドの存在に気付いてバイク移動を始めてから、夜に一真(ブレイド)が虎太郎と話すシーン、その後で、昼間にカリスがアンデッドとの戦闘を始めるシーンがあったので、何だかカリスが一晩中、バイクを走らせていたような印象もあります(笑)。じっさいは、一日目ではアンデッドが見つからず、二日目に発見、と解釈した方がいいと思うんですが。

 まあ、ともかく、今週じゅうにブレイド記事立ち上げ予定ってことで。

●2004年2月19日(木)

 自分ところの事後処理にバタバタしていて、ようやく他所に目を向ける余裕ができた段階で、いろいろリンク直しなどさせてもらいました(神村さん、お待たせしました)。

 今後の予定ですが、ファイズアバレは、昨夜、ビデオを見たので、続きが書きやすいですね。
 ブレイドを書くには、もう一度、ビデオを見返す必要があるし、その際、アバレの最終話付近もいっしょに見ることになります。すると、アバレは最終話付近だけ、先に書いておくのが効率がいい、と言えます。

 それと、デカレンジャーですが、後々、パワーレンジャーとして追跡することも考えると、何らかの形で記事追跡する方が望ましい、という結論が出ました。ただ、あまり負担が大きくならないように考えると、全体網羅型よりも、「今週の暴れ牛&一匹狼」(ガオレンジャー)みたいなキャラ追跡感想型になるかなあ、と思います。
 そうすると、誰に注目するかですが、NOVAの注目は、エスパー刑事のジャスミンですね。仙ちゃんって手もあるんですが、タイプとしては「ガオブラックみたいな地味め」に思えるので、記事のメインとしては心もとない(^^;)。NOVAとしては、ヒロイン萌え記事はここで書いたことがないので、そういう方向にチャレンジしたいなあ、と思ったりして。
 で、題名は、「ジャスミンティーは猫目石」。意味不明のタイトルですね(苦笑)。一応、自分の中では杏里という歌手をイメージしています。猫目というタイトルの某アニメの警察も「犬鳴署」だし、超能力少女というと「猫の目」という思い込みもあったりして、無理矢理つながっていると。もし、ジャスミンが記憶を失ったりして、敵のアリエナイザーといっしょに泥棒なんかをしたりする話があると、自分としては万々歳(このフレーズはデカレッドを思い出す)ってところですが(笑)。

 ということで、企画だけは立てて、後は形にしていくだけです。企画倒れにならないよう、一歩一歩、地に足を付けていくつもり。

●2004年2月23日(月)

 予定がうまく行きません。
 「剣と呪札の幻想録(ブレイド&カーズ・ファンタジー)」
「ジャスミンティーはCat’s Eye」は、2月中に立ち上げようとすると、今週がラストチャンスということになります。

 週末は何をしていたんだ? と言われると……「GジェネSEED」に手を付けていました。
 「GジェネA」
では割愛されていた、イザーク&フレイ嬢もきっちり声ありで登場しています。どうやら、ゲームを進めれば、フレイもMSに乗せたり、艦長させたりできるようです。キャラ解説のボイスを聞くだけでも、なかなかの「わがまま女王さまセリフ」が連発で、いかにもフレイらしいな、と笑ってしまいました。ミリアリアもキャラとして使えそうなので満足です。
 現在、原作どおりのSEEDモードの10話、「オーブVS地球連合戦」までプレイしています。例の北岡先生を初めとする3バカガンダムがうっとうしいですが、アスランとのタッグで撃退。
 ここまでのプレイでは、「アラスカ戦のサイクロプスからの脱出」を除けば、さくさく進んでいます。アラスカ戦では、わずか1マスの差で、規定ターン以内にアークエンジェルが脱出できなかったのが悔しかった、と。相手のZOCを計算し損ねていたんだなあ、と。

 では、週前半恒例となった特撮日記。

 前回見逃したセラムン
 幸い、ほとんどストーリーの進展はなかったようだ。
 一応、衛の恋人絡みで、子どもたちが登場していたみたいだが、衛とうさぎの恋愛ドラマには興味がないので見逃しても問題を感じなかったし、今回のドラマも半分以上は退屈していた。
 それでも、今回は「タキシード仮面の正体がまこちゃんにバレた」というのと、「クンツァイトが亜美ちゃんを拉致・洗脳計画を発動させた」というのがポイント。
 前者は、「自分もしばしば悲恋の経験があって、他人の恋心にも共感できるまこちゃん」らしい展開か、と。問題は、「こういう重要な情報が仲間内でも共有化されないもどかしさ」なんですね。ただ、現実でも「大事な情報で、当然、共有化されているであろうと思い込んでいることほど、思いがけない誤解を内包していることがあり、それが時には破局をもたらすこともある」と。
 やはり、昔、ガオレッドが言っていたけど、「リーダーが組織を維持するには、報告・連絡・相談のホウレンソウは必要」で、そういう強制力の働かない組織(セーラー戦士なんかもそう)は、問題が生じたときに、非常にもろい面を露呈する、と。まあ、強制力を働かさなくても、人同志の絆で何とかなる、と信じてもみたいが、絆を作るにも定時連絡はあるに越したことはないわけで……。

 後者の亜美ちゃん拉致は、割とNOVA好みの展開。
 クンツァイト
は年始に、「うさぎちゃん妖魔化計画」に失敗しており、その際に中心となって立ちはだかったのが亜美ちゃんだったから、亜美ちゃんを使ってセーラー戦士を揺さぶろうとしている作戦は理解できる。その結果がどうなるかは、次回が楽しみだ。

 次に、エンジェル。書くことはあまりない。
 エンジェル関連のサイトによると、NOVAが見始めたのは54話から。
 第3シーズンのスタートは45話からで、見ていないストーリーが10話弱。ただ、NOVAが気になるのは、過去のストーリーではなくて第4シーズンの方なので、ここでの追跡は最低限度にします。

 グランセイザー
 ヒロイン編は、なかなか楽しかったです。単に「ヒロイン間の対立&和解」話だと思っていたら、主人公のタリアス天馬がリーダーシップを取っていく話だったりもします。
 風のトライブは登場しないけど、セリフの中だけで「風のトライブもロギア捜索を続けている」と語られ、画面に出ていないところで行動していることを示唆しているのは、いいです。
 ただ、最近、リオン剣くんの出番が少なめなのが悲しく思えます。子ども情報によると、リオン剣くんは一度、ガルーダに乗って大破させた前歴があるため、「弱いと不評」だそうな。汚名返上のチャンスを与えて欲しいな、と。
 「あわや心臓を撃たれて死にかけたけれど、懐内のアイテムのおかげで命拾い」という伝統的なヒーロー効果を披露したギャンズ辰平くん「ウォーリャー」というパワフルな雄叫びで殴りかかる男っぷりもいいです。
 当初は、12人もキャラがいて描き分けができるのか、と心配していましたが、少なくとも、見た目はブレイドよりも区別しやすいし、性格も分かりやすいので、OKと。

 今週は、「太陽の黒点の活動による磁場」の影響で待機状態だったガントラスも、
 次週から、当初の目的どおり、太陽へ向かう予定。クラウドドラゴンは妨害してくれないのかな? そして、セイザーに助けられたルシアが改心して、ロギア説得に動いてくれるらしいけど、果てさて。

PS:デカレンジャー
 序盤、「ジャスミンのドーンと行ってみよう! ドーン! ドーン!」に惚れました(笑)。
 仙ちゃんとのコンビによる取り調べも、刑事ものッポさと、エスパー能力でいい感じ。彼女の主役回が今から楽しみです。
 デカレンジャーロボは、人が乗っているとは思えないほどの機動性の高さを披露しています。合体方法は、マジックハンドを用いたビクトリーロボ風。地上を走りながらの合体は、やはりRVロボですね。

 ブレイド
 今回、気になったのは「オレの体はボロボロだ!」のセリフで、まともに話も聞かず、全ての理不尽さを押し通そうとするギャレン。もう一度、そのセリフを口にしたら、常用セリフになるでしょう。何だか、「特撮大戦」に登場しても、決めゼリフに使えそうです。攻撃時も、ダメージを食らったときも(笑)。
 天音ちゃんのために戦うカリス。子どものために戦う……となると、ヒーローとしてなかなか美味しいポジションですが、幼女限定なんでしょうか? 
 相変わらず深く考えず、まともな説得もできないブレイドは、主人公として、あまりにも未熟ですが、とりあえずザコアンデッドぐらい、まともに倒せるようになって欲しいです。

 

「2004年3月につづく」