部品6画

(コン)
(うしとら)
gintukuri.png(604 byte)
小篆
 会意。字統は目と退く人に従うとする。目は呪的な「邪眼」で、その目で侵入者を退ける意という。
 漢字源は目とヒ(小刀)からなり、小刀で目の周りに入れ墨をすることを意味するという。
 康煕字典に漢字として掲載。
・部首字(こんづくり)。
  艮部の字:
  艮部だが成り立ちの上で無関係の字:
  艮①を部品とするその他の字・部品:     konndannue.png(943 byte)


部品6画
taberu.png(860 byte)
「食」
甲骨文
 「食」の下部に使われる部品で、食器に食物を盛った形。皀(キュウ)という漢字が変化したものである。皀は、「即」や「既」の左部の元の形でもある。
 皀は康煕字典に漢字として掲載。白部2画。
  使われる字:
  同源の部品:sunawatitukuri.png(619 byte)(即、既、郷)


部品6画
sirizokukoukotu.png(590 byte)
「退」
甲骨文
 上部は艮②と同じく食器に食物を盛った形。下部は夊(②)で後ろ向きの足。字統は神に供えたものを引き下げる意といい、退の初文。
 hukusyuumigi.png(830 byte)が変化したものとの説もある(落合淳思「漢字の音」)。
  使われる字:退