小学1年
金
+
土
+
キン
コン
かね
かな
金文
説文解字は形声とし字統は象形とする。
金文の左の二つの点が、精錬された銅の塊を描き、古くはこれが金の字だった(当時、金は銅を意味した)。
右側は「ふた」を意味する「今」の異体字
と土であるとされる。金(銅)は土から生じることから土が字形に加わり、今は声符とする説(甲骨文字辞典他)と金は今声ではないとする説(字統)がある。
楷書の金の字の下部にある二つの点は、金文の左にあった点が移動したものと思われる。
・部首字(かね、かねへん)
金部の字:
鉄
銀
鏡
録
鉱
銅
鋼
針
銭
鋭
鉛
鑑
鎖
鈍
錯
鐘
錠
鍛
鋳
鎮
錬
銃
釣
鉢
銘
鈴
釜
鎌
錦
鍵
錮
鍋