小学5年
夢
ム
(ボウ)
ゆめ
康煕字典
甲骨文
③+
②+
冖
③+
夕
説文解字は形声とするが、字統と漢字源は会意とする。字統によれば、「夕」以外の部分は「
」(カン)であり、これは呪術を行う巫女の祈る形であり、夢はその呪霊によって睡眠中に心を乱されて生ずるものという。夕は夜の意。
甲骨文字辞典は、夢は金文では「暗い」(よく見えない)ことをいう字で、「
」が「ゆめ」を意味する字だったが、のちに略体としての夢が「ゆめ」の意で用いられたとする。
・康煕字典体は夕部11画、新字体は10画。
夢を部品とする常用外漢字の例:儚