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1.あらすじ 宇宙から、リタの宮殿にロード・ゼッドがやってきた。 ゼッドの強力なモンスターに対抗するには、これまでのダイノゾードでは力不足である。そこで、レンジャーたちは、新たなサンダーパワーでゾードを強化することに成功した。 また、ゼッドの執拗な攻撃でグリーンレンジャーのパワーを失ったトミーは、新たにホワイトレンジャーのパワーを手に入れ、ゾードンより新リーダーとして承認されるのだった。 しかし、まもなくジェイソン、ザック、トリニーとの別れが、訪れることになった。3人は「世界平和会議」のメンバーに選ばれ、スイスに留学することになったのである。3人のパワーは、よき友人であり戦士としての資質を備えた3人の若者、ロッキー、アダム、アイーシャに受け継がれた。 ゼッドの失敗が度重なる状況で、壷に封印されたリタが解放された。 |
2.解説 「パワーレンジャー第2シーズン」は、非常に変化の激しい展開を見せる。 まず、主人公の日常生活は、「第1シーズン」に準じている。だが、6人のメンバーのうちの半数が、途中で新メンバーに交代するのだ。 そして、新展開の要素として、オリジナル首領のロード・ゼッドと、新メンバー3人組が挙げられる。彼らの登場こそが、パワレンの世界を日本の戦隊と切り離し、パワレンの新たな展開に至る架け橋になったといえる。 総じて見ると、「第2シーズン」は非常に不安定な、変化に富んだ模索期であると言える。 「第2シーズン」で、ストーリーの大きな流れをつかむために必要な話を紹介します。 ・第61〜63話:ロード・ゼッドとサンダーゾードの登場編 現在のところ、日本で見られる最終回の第99〜100話は、子供に戻ったレンジャーが見られ、興味深いです。これは、後の「ZEOクエスト」の原点に当たると考えられるからです。 |
3.レンジャー | |||
変身後 | 変身前の名 | 日本版キャラクター | |
レッドレンジャー | ジェイソン Jason ↓ ロッキー Rocky |
ティラノレンジャー・ゲキ | |
ブラックレンジャー | ザック Zack ↓ アダム Adam |
マンモスレンジャー・ゴウシ | |
ブルーレンジャー | ビリー Billy |
トリケラレンジャー・ダン | |
イエローレンジャー | トリニー Trini ↓ アイーシャ Aisha |
タイガーレンジャー・ボーイ | |
ピンクレンジャー | キンバリー Kimberly |
プテラレンジャー・メイ | |
グリーンレンジャー ↓ |
トミー Tommy |
ドラゴンレンジャー・ブライ | |
ホワイトレンジャー | トミー Tommy |
キバレンジャー・コウ |
レッドレンジャー・ジェイソン フルネームは、ジェイソン・リー・スコット(Jason
Lee Scott)。 「ティラノザウルス」の力を宿した戦士。 |
レッドレンジャー・ロッキー フルネームは、ロッキー・ド・サントス(Rocky
DeSantos)。 ジェイソンの後を受け継ぎ、レッドレンジャーとなったラテンアメリカ出身の陽気な若者。 |
ブラックレンジャー・ザック フルネームは、ザック・テイラー(Zack
Taylor)。 「マンモス(英語ではマストドン)」の力を宿した黒人戦士。 |
ブラックレンジャー・アダム フルネームは、アダム・パーク(Adam
Park)。 ザックの後を受け継ぎ、ブラックレンジャーとなった韓国出身の真面目な若者。 |
ブルーレンジャー・ビリー フルネームはビリー・クランストン(Billy
Cranston) 「トリケラトプス」の力を宿した戦士。 |
イエローレンジャー・トリニー フルネームはトリニー・カン(Trini
Kwan)。 「セイバートゥースタイガー(サーベルタイガー)」の力を宿した戦士。 |
イエローレンジャー・アイーシャ フルネームはアイーシャ・キャンベル(Aisha
Campbell)。 トリニーの後を受け継ぎ、イエローレンジャーとなったアフリカ出身の娘。 |
ピンクレンジャー・キンバリー フルネームはキンバリー・アン・ハート(Kimberly
Ann Hart)。 「プテロダクティル(翼竜)」の力を宿した戦士。 |
グリーンレンジャー・トミー フルネームはトミー・オリバー(Tommy
Oliver)。 「ドラゴンゾード」の力を宿した戦士。 第2シーズン序盤では、しばしばロード・ゼッドのターゲットにされる。 |
ホワイトレンジャー・トミー 「正義の白い光」となって復帰したトミーである。 さて、元キャラである日本のキバレンジャーだが、変身するのが子供であるため、その動きにはやんちゃな面が見受けられる。そのため、トミーもグリーンレンジャーのときとはちがった、はしゃぎぶりを見せる。 |
変身方法と、ゾードの召喚 変身方法は、第1シーズンと同じ(映像は変わったが)。 ゾード召喚・変形の台詞は、「ダイノゾードパワー今だ!」の後、「ティラノザウルス、レッドドラゴン・サンダーゾード・パワー!」と5人分続き、少々長ったらしい。 |
レンジャーの新たな能力&装備 第2シーズンに入って、パワーレンジャーは飛行能力を身につけます。初出は、第83話。空中から、捕らわれのロッキーたちを探すために使用。 |
4.脇役キャラ ゾードン、アルファ5、先生たち、アーニーは第1シーズンと変わっていないので、こちらを参照。 @バルクとスカル 第2シーズンに入って変わったのは、この2人でしょう。 Aリッチーとカーティス 第2シーズンになって、一時的にレギュラーになったものの、トリニーやザックの降板によって、消えざるを得なくなったかわいそうな二人。 リッチーは、トリニーが好きになった、格好いい男の子。アーニーの店の手伝いをしている。 場合によると、ジェイソンたちが親しい彼らにパワーを託す展開もありかな、と思えたが、そうならなかったのは、彼らを演じた俳優がアクションできなかったからだろうか? 【ページの頭へ】 |
サンダーゾード解説 サンダーゾードとは、ロードゼッドに対抗して、サンダーパワーで強化されたゾードたちである。その姿は、中国の伝説獣に基づいている……はずなのだが、ユニコーンとかグリフィンとか、ずいぶんと改変されているような。 @レッドドラゴン レッドレンジャーの操るサンダーゾード。 Aライオン ブラックレンジャーの操るサンダーゾード。 Bユニコーン ブルーレンジャーの操るサンダーゾード。 Cグリフィン イエローレンジャーの操るサンダーゾード。 Dファイヤーバード ピンクレンジャーの操るサンダーゾード。 Eホワイトタイガーゾード ホワイトレンジャーの操るサンダーゾード。 Fトール カメ型の無人大型サポートメカ。 Gサンダーゾード アサルトチーム ライオン、ユニコーン、グリフィン、ファイヤーバードの4機のサンダーゾードが合体。人型のレッドドラゴンを乗せて、自由に飛び回ることができる。その姿は、雲に乗って棒を振り回すサルの妖怪に似ていると、東洋の文筆家が語っている。 Hサンダーメガゾード 人型のレッドドラゴンが、ライオン、ユニコーン、グリフィン、ファイヤーバードの4機を鎧のように装着合体した姿。 Iメガタイガーゾード 人型のホワイトタイガーが、ライオン、ユニコーン、グリフィン、ファイヤーバードの4機を装飾品のように身に着けた姿。 Jサンダーウルトラゾード このページの背景画像にある、究極の7体合体メカ。 |
敵役解説 「第2シーズン」の敵役は、オリジナル首領のロードゼッドが登場して、リタを追放した以外は、「第1シーズン」を受け継いでいる。 パワレン初のオリジナル首領。 Aゴルダー ゼッドの下で、唯一戦闘隊長としての立場のあるキャラ。 Bバブー 何のためにいるの? Eスコルピーナ 忘れかけたころに、1、2度出てくる女戦士。でも、本当にそのうち忘れ去られる。 Fモンスター ゼッドが、レンジャーの周囲の器物に魔法をかけて、生み出す怪人。その多くは、元々、珍妙なデザインの「ダイレンジャー」怪人であるため、レンジャーの周囲には珍妙な器物があふれることに。 GZゴーレム ゼッドの作った、灰色のザコ怪人集団。 ゼッドの最終兵器。 Iリタ 第61話で、ゼッドに壷の中に封印され、第77話でその壷がバルクとスカルに発見され、いろいろと、いじくり回されるなどの紆余曲折を経て、ついに第101話で復帰します。しかし、日本語版にはなっていないエピソードなんだよなあ。【ページの頭へ】 |