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2:戦隊ロボット発展史(その6・ガオレンジャー)
ロボット・メカ名 | 特徴 | 必殺技 | 合体コード | ||
1 | ガオキング | 百獣合体の基本形態である精霊王。 頭部のイーグル、胸部のライオンを 核にした形態をガオキングと称する。 腕や脚の換装によって、多彩な ヴァリエーションを見せるが、 基本形態は、右腕シャーク、 左腕タイガー、下半身バイソンである。 百獣武装によって多彩な技を持つが、 固定武装は、ガオシャークの尾びれが 変化したフィンブレード。 |
天地轟鳴 アニマルハート (全身の獣の顔から放つ 必殺光線。 分離状態でも使用可能) 天地轟鳴スーパー 怒涛一閃 |
百獣合体 | |
分離メカ名 (パワーアニマル) |
特徴 | 宝珠所持者 | 召喚者 | ||
@ | ガオライオン | パワーアニマルのリーダー。 ガオキングの胸になる他、 テトムの卵焼きによって巨大化し、 ガオケンタウロスの下半身になる。 |
ガオレッド | ガオレッド | |
A | ガオイーグル | 鷲のパワーアニマル。 ガオキングの頭部、胸飾りになる他、 ガオマッスルの腰飾りになる。 |
ガオイエロー | ガオイエロー | |
B | ガオシャーク | 飛行可能なサメ型パワーアニマル。 ガオキング他の右腕パーツ。 エレファントソードを装備できる 唯一の右腕として、 ガオナイトやガオケンタウロスには、 重要なパーツと言える。 また、ガオキング時に、サメ顔の 右腕でシャークショットという パンチを放つ。 |
ガオブルー | ガオブルー | |
C | ガオタイガー | ガオキングの左腕になる ホワイトタイガーのパワーアニマル。 エレファントシールドを装備する 左腕として、ガオナイトや ガオケンタウロスにも合体する。 また、ガオキング時に、トラ顔の 左腕でタイガーアタックという パンチを放つ。 |
ガオホワイト | ガオホワイト | |
D | ガオバイソン | ガオキングやガオマッスルの 下半身になる牛型パワーアニマル。 合体時にバイソンキックを放つ。 |
ガオブラック | ガオブラック | |
追加された パワーアニマル |
特徴 | 宝珠所持者 | 召喚者 | ||
E | ガオエレファント | 臥象山に眠っていた象型の パワーアニマル。 エレファントソード&シールドになる。 左右の腕に百獣武装して、 ガオキング・ソード&シールドを 構成する他、ガオナイトや ガオケンタウロスの標準装備に なっている。 |
ガオホワイト | ガオホワイト | |
F | ガオジュラフ | クレーン車に偽装して眠っていた キリン型パワーアニマル。 ジュラフスピアーになる。 右腕パーツとして百獣武装。 ガオキング・スピアーなどを 構成する他、ガオイカロスの 右腕として標準装備されている。 |
ガオブルー | ガオブルー | |
G | ガオポーラー | 白服の少年に姿を変えていた 白クマ型パワーアニマル。 口から冷凍光線を放ち、 双子のガオベアーと回転体当たり 「ともえ大車輪」で攻撃する。 ガオキングなどの右腕に 百獣武装する他(ナックルと呼称)、 ガオマッスルの右腕として 標準装備される。 |
ガオイエロー | ガオブルー | |
H | ガオベアー | 黒服の少年に姿を変えていた 黒クマ型パワーアニマル。 口から熱光線を放ち、 双子のガオポーラーと回転体当たり 「ともえ大車輪」で攻撃する。 ガオキングなどの左腕に 百獣武装する他(ナックルと呼称、 両腕だとダブルナックルという)、 ガオマッスルの左腕として 標準装備される。 |
ガオイエロー | ガオホワイト | |
I | ガオゴリラ | 過去の世界の森で発見された ゴリラ型パワーアニマル。 エネルギーを消耗しすぎた ガオライオンに代わって、 第2の百獣合体ガオマッスルの 中核(頭と胴)になる。 また、単体でもバナナボムなどの 個性豊かな技を披露。 |
ガオレッド | ガオレッド | |
ロボット・メカ名 | 特徴 | 必殺技 | 変形合体コード | ||
2 | ガオマッスル | ガオゴリラの発見によって 合体可能になった第2の精霊王。 ゴリラ(頭と胴)、バイソン(腰と脚)、 ポーラー&ベアー(両腕)、 イーグル(腰飾り)の合体が 標準形態である。 ガオキングよりもパワーに秀でた 筋肉の精霊王。 武器は、両肩の大砲 マッスルクラッカーと、 マッスルアンカー(鎖付き錨)、 そして怪力による格闘技である。 |
氷牙炎滅 ベアーストライク 剛力無双 |
百獣合体 | |
強化コクピットパーツ | 特徴 | ||||
※ | ソウルバード | ガオライオンのエネルギーを 回復させるために見出された 「魂の鳥」。 幼態時の名前は「ピヨちゃん」。 ガオキングの背中に収納され、 (ソウルドライブと呼称) 新たなコクピットになる。 これによって、必殺技も強化され、 「スーパーアニマルハート」が 撃てるようになった。 ガオマッスルにもソウルドライブするが それ以降の合体ロボのコクピットには 標準装備されているようだ。 |
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ロボット・メカ名 | 特徴 | 必殺技 | 変形合体コード | ||
3 | ガオハンター (イービル) |
ロウキの操る悪の精霊王。 ガオリゲーター(中核)、 ガオハンマーヘッド(右腕)、 ガオウルフ(左腕)の3体合体。 ガオキングに似た武装を持つ他、 ガオレンジャーから奪った ガオジュラフや双子クマを 魔獣武装して使用した。 |
リゲーターブレード・ 魔性十六夜斬り 天地震撼 |
魔獣合体 | |
3’ | ガオハンター (ジャスティス) |
ロウキがガオシルバーに 覚醒した際、ガオハンターも 正義の精霊王となった。 外見の違いは、頭部にある。 イービルの時は角付き狼面。 ジャスティスの時は、角が収納、 狼の口が展開して正義の顔が 現れる。 単体技の他、ガオキングとの 連携技も豊富に持つ。 |
天地震撼 ビーストハリケーン 悪鬼突貫 ハンター聖獣球 |
百獣合体 | |
ガオハンターの パワーアニマル |
特徴 | 宝珠所持者 | 召喚者 | ||
J | ガオウルフ | 銀狼型パワーアニマル。 ガオハンターの左腕となる。 三日月型の尻尾は クレセントブーメランとして、 ハンターの胸に装着される。 狼顔の左腕パンチは ウルフアタックと呼称される。 また、シルバー専用バイク ウルフローダーに変身することも。 |
ガオシルバー (ロウキ) |
ガオシルバー (ロウキ) |
|
K | ガオ ハンマーヘッド |
シュモクザメ型パワーアニマル。 ガオハンターの左腕となる。 尻尾は、リゲーターブレードの柄を 構成する。 サメ顔の右腕パンチは ハンマーショットと呼称される。 |
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L | ガオリゲーター | 巨大なワニ型パワーアニマル。 その口はガオゴリラを丸呑みできる ほどの大きさである。 ガオハンターの腕以外の全身を 構成し、尻尾はリゲーターブレードの 刃となる。 |
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追加された パワーアニマル |
特徴 | 宝珠所持者 | 召喚者 | ||
M | ガオライノス | サイ型パワーアニマル。 オルグとの戦いで負傷した ガオバイソンが自分の代役として 呼び寄せた。 ガオキングやガオマッスルの 下半身になる他(ストライカーと呼称) ガオイカロスの下半身として 標準装備される。 |
ガオブラック | ガオブラック | |
N | ガオマジロ | アルマジロ型パワーアニマル。 ガオライノスとコンビで登場。 右足首先端のパーツとなる。 当初はサッカーボールに化けていた。 必殺武器として蹴り出される役目。 敵に打ち返されたりする姿が、 哀れみを誘った。 当初は喋っていただけに、 ついつい感情移入してしまう。 |
ガオブラック | ガオブラック | |
ガオイエロー | |||||
O | ガオディアス | シカ型パワーアニマル。 癒しと封印の力を持っており、 巫女の歌を愛している。 ガオキングなどの左腕になる他 (クロスホーンと呼称)、 ガオイカロスの左腕として 標準装備される。 |
ガオホワイト | ガオホワイト | |
P | ガオファルコン | 究極のパワーアニマルともいわれる 巨大なハヤブサ型パワーアニマル。 天空島の火山で眠っていた。 ガオイカロスやガオケンタウロスの 頭と胴、翼を構成する。 |
ガオレッド (宝珠ではなくファルコン サモナーで召喚) |
ガオレッド | |
ロボット・メカ名 | 特徴 | 必殺技 | 合体コード | ||
4 | ガオイカロス | ガオファルコンの出現によって 合体可能になった天空の精霊王。 ファルコンを中心に、 ジュラフ(右腕)、ディアス(左腕)、 ライノス&マジロ(下半身)で 構成される。 開いた翼に描かれている 目の紋様で相手を見つめ、 動きを封じ(イカロスバインド)、 その後、必殺技でとどめを刺す 攻撃パターンを得意とする。 |
究極天技 イカロスダイナマイト (オーバーヘッドキックで ガオマジロを放つ) 天地逆転 |
百獣合体 | |
5 | ガオゴッド | パワーアニマルの守り神として、 ガオレンジャーを守護する荒神。 かつてはオルグマスター百鬼丸に 敗れて肉体を失っていたが、 ガオファルコン出現に際して、 人間の子供・風太郎として、 現世に復活。 最初は記憶を失っていたが、 やがて覚醒。 ガオシルバーには千年の友として 特別の好意を寄せており、 劇場版では、彼の操縦を許した。 しかし、基本的には独自の意志で 行動している。 ゴッドパワーアニマルたちが、 ガオキング同様の5体合体を行う。、 |
天誅パワーアロー
神獣荒神剣 ダブルゴッドインパクト |
百獣合体 | |
※ | ガオナイト | 劇場版のみに登場する 赤い精霊騎士。 ガオコングを中核に、 シャーク(右腕)、タイガー(左腕)、 バイソン(下半身)、イーグル(腰飾り) の5体合体。 エレファントソード&シールドで 武装する。 ポセイドンオルグを一撃で倒したが、 その後、2体1で苦戦する。 そして、助っ人に現れたガオゴッドに おいしいところを持っていかれた ような感じがする。 |
森羅万象 ビッグバーンファイナル (エレファントソードによる 剣技) |
百獣合体 | |
ゴッドパワーアニマル と劇場版PA |
特徴 | ||||
Q | ガオレオン | 先代ガオライオン。 ガオゴッドの胸になる。 |
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R | ガオコンドル | 先代ガオイーグル。 ガオゴッドの頭部、胸飾りになる。 また、尻尾がパワーアローにもなる。 |
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S | ガオソーシャーク | 先代ガオシャーク。 ガオゴッドの右腕になる。 モチーフはノコギリザメで、 その先端は、剣状の武器になる。 |
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21 | ガオジャガー | 先代ガオタイガー。 ガオゴッドの左腕になる。 |
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22 | ガオバッファロー | 先代ガオバイソン。 バイソンよりも巨大な角を持ち、 ガオゴッドの下半身になる。 |
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23 | ガオコング | 先代ガオゴリラ……というのは嘘。 でも、よく似ている。 特技は、爆発する火山を背景に、 ファイヤーダンスを踊ること。 ガオナイトの中核をなす。 |
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6 | ガオケンタウロス | 巨大化したガオライオンを下半身に ファルコン(上半身)とシャーク(右腕) タイガー(左腕)が合体。 エレファントソード&シールドで 武装した姿。 イカロスバインドが使用可能で。 ただし、ガオライオンが元のサイズに 戻ったので、幻の合体となった。 |
究極剣技 獣王の舞 |
百獣合体 |
精霊王バリエーション(劇中登場のみ)
登場話 | ロボット・メカ名 | 特徴 | 必殺技 |
5話 6話 |
ガオキング ソード&シールド |
ガオキングが両腕に エレファントソード&シールドを 装備した姿 |
豪力両断 イビルクラッシャー |
7話 8話 |
ガオキングスピアー | ガオキングが右腕を ジュラフスピアーに換装した姿 |
悪鬼貫徹 ネックスラスト |
9話 | ガオキング ダブルナックル |
ガオキングが両腕を ポーラー&ベアーに換装した姿 |
氷牙炎滅 ベアーストライク (氷と熱の合体光線) |
23話他 | ガオキング ストライカー |
ガオキングが下半身を ライノス&マジロに換装した姿 |
強蹴一閃 ライノシュート |
28話 29話 |
ガオキング アナザーアーム |
ガオキングが ハンターの両腕に換装した姿 |
超速回転 トルネード ガオマジロスピン |
29話 | ガオキング アナザーアーム スピアー |
上のアナザーアームが右腕を ジュラフスピアーに換装した姿 墓石オルグ戦で使用。 |
悪鬼貫徹 ネックスラスト |
29話 | ガオキング クロスホーン |
ガオキングが左腕を ガオディアスに換装した姿。 封印の力を持つ、 キャプチャーリングを使える |
聖気顕現 バブルキャプチャー (邪気を泡に封印する) |
38話 | ガオキング スピアー&シールド |
猛獣使いオルグに操られた ガオキングが右腕を ジュラフスピアーに換装し、 左にエレファントシールドを 装備した姿 |
正義貫徹 ネックスラスト |
38話 | ガオキング スピアー&ナックル |
上記が、左腕をガオベアーに 換装した姿。 |
氷牙炎滅 ベアーストライク (ガオマッスル ストライカークロスホーン との合体技) |
27話他 | ガオマッスル ストライカー |
ガオマッスルが下半身を ライノス&マジロに換装した姿 |
剛力無双 マッスルラリアット 氷牙炎滅 ストライカー 強蹴爆砕 |
38話 | ガオマッスル ストライカー クロスホーン |
猛獣使いオルグに操られた ガオキングを止めるため、 ガオディアスと合体。 でも、ガオシャークの妨害で、 キャプチャーリング使用は 失敗に終わる。 その後、猛獣使いオルグに 操られる。 |
氷牙炎滅 ベアーストライク (ガオキング スピアー&ナックル との合体技) |
47話 | ガオマッスル ストライカー スピアー |
蒸気機関オルグに対して、 ガオジュラフと合体。 でも、戦果は挙げられず。 この回は、使用可能な 全てのPAを投入した 決戦ムード濃い話だった。 |
悪鬼貫徹 ネックスラスト |
18話 | ガオハンタースピアー | ガオハンター(イービル)が 右腕をジュラフスピアーに 換装した姿。 |
精霊貫徹 ネックスラスト |
21話 | ガオハンター ダブルナックル |
ガオハンター(イービル)が 両腕をポーラー&ベアーに 換装した姿。 |
精霊炎滅 ベアーストライク |
40話 | ガオハンター ブルームーン |
ガオハンターが青き月の力で パワーアップした姿。 ただし、消耗が大きいため、 めったに使えない。 |
リゲーターブレード 三日月斬り 月下咆哮 |
47話 | ガオイカロス アナザーフット &アーム |
ガオイカロスが 足をガオバイソンに、 右腕をガオハンマーヘッドに、 左腕をガオウルフに換装。 蒸気機関オルグ戦で 本来のパーツが使用不能に なったための臨時合体だが、 なぜか本来のイカロスよりも 高い戦闘力を示し、 連続バイソンキックを披露。 |
悪鬼撃滅 イカロスブレイカー (飛行しながら突撃、 クレセントブーメランの 光を刃先に宿した リゲーターブレードで 切り込む) |
さて、圧倒的な情報量のガオレンジャーです。
分離メカであるパワーアニマルだけで22体。
コクピットのソウルバードと、劇場版のみのガオコングと、巨大化したガオライオンDX(正式呼称ではないです。この呼称はゴクウさんが使っていたのを気に入って使ってます^^;)の3体を合わせて、25体になります。
ちなみに、玩具のソウルバードは、大きいので百獣武装できます。ソウルバードがテトムの卵焼きを食べて巨大化しないか、と願ったのですが(笑)。
それはさておき、合体パターンは単純ですね。
「上半身(1体か2体)+右腕+左腕+下半身(1体か2体)」ですから、隠大将軍やギンガイオーのパターンです。
そして、腕は自由に換装が可能です。下半身は、ガオハンターを除いて換装可。こういうのは、戦隊では「RVロボ」と「VRVロボ」が元祖です。
また、中核が変わることで異なるロボットに変わるのは、「大獣神」と「剛龍神」、「大連王」と「牙大王」を引き継いでいます。
他には、翼の使い回しとして、「スーパー無敵将軍」と「スーパー隠大将軍」、「メガウィンガー」と「ウィングメガボイジャー」ってのがありますが、ガオレンジャーほど徹底したものは初めてですね。
ちなみに、上半身は5種類(キング、マッスル、イカロス、ゴッド、ナイト)、下半身は4種類(バイソン、ライノス&マジロ、バッファロー、ライオンDX)、右腕5種類(サメ3種、ジュラフ、ポーラー)、左腕5種類(タイガー、ベアー、ウルフ、ディアス、ジャガー)です。これらを単純に計算すると、5×4×5×5で500通りの組み合わせが可能です。さらに、ハンターの胴体を含めると、腕の交換だけで+25。これに、エレファントソード&シールドを装着したものを加え、ガオキング上半身とガオライオンDXの合体を除くと……それらの各形態を1ページの写真にするだけで、大判の写真集が完成しますね。
その他にも、限定販売のブラックバージョンやら、プレゼント商品のゴールドバージョン、ガオパンダ(笑)なんかを混ぜると、何だかとんでもない量になりそう。自分独自の合体パターンを作るのも面白いでしょう。ガオマッスル・ゴッドアームとか、ガオゴッド・ケンタウロスとか。
そういうオリジナル合体を企画したHPもあったなあ。
では、合体バリエーションのすごさ以外も見ていきましょう。
まず、1号ロボのガオキング。こいつは、剣技以外の光線が基本必殺技ということで、パターンを外していますね。必殺光線アニマルハートを撃つため、全ての獣の顔が中心に集まるようにデザインされております。
胸のライオン顔を中心に、その真上にワシ顔、真下の腰にウシ顔、両手にサメ顔とトラ顔がありますので、両手を正面に構えると、まさに5つの獣が前に飛び出すCGが生きてくるわけです。
1号ロボ伝統の剣技は、フィンブレードで再現されます。この小剣を構えると、ガオキングの顔が怒っているようにCG描写されるのもグッドです。ただし、フィンブレードでとどめを刺すことはめったになかったですが。
そして、メイン武器と思われながら、意外とあまり活用されていないエレファントソード&シールドです。象の鼻がムチ状の剣になり、象の顔が楯になるという、なかなか奇抜なアイテムですが(動物の体が分裂する設定はどうも好きではないけどね)、登場回と翌週を除いて、しばらく忘れられていました。スポットが当たったのは、劇場版のガオナイトが使ったとき。そして、ガオケンタウロスが標準装備していて、ようやく剣技が生きるようになった……と言えるのかな。
NOVAは、キリンさんよりゾウさんの方が、もっと好きなので(某引っ越しセンターCMか^^;)、エレファントには活躍してもらいたいです。
象に比べて、ジュラフスピアーは、ガオイカロスにも標準装備されていて、比較的扱いがいいです。
2号ロボのガオマッスルは、ゴリラ、双子クマ、雄牛という、いかにもパワフルな生き物の合体で、カラーリングも戦隊パワーカラーの緑と黒。このカラーリングは、まさに剛龍神に通じます。
文字どおり、クマの両手で行う「ベアーハッグ」がいいなあ、と思いました。そして、強烈な打撃技のマッスルラリアットも、個性たっぷりでいいです。ガオゴリラのバナナ爆弾も、いい味出しています。
3号ロボのガオハンターは、終盤弱さが目立ちましたが、悪役として登場したときのインパクトは抜群でした。こいつの必殺技「悪鬼突貫リボルバーファントム」は、真ゲッター2みたいな巨大ドリルで敵を貫く、ツボにはまった技です。
ガオキング・ストライカーやガオマッスル・ストライカーは、一時期、大活躍してましたが、やっぱり、ガオマジロの活躍に尽きます。タックルボーイの後継者ですね、こいつは。
そして、登場するガオイカロス。巨大な翼と、それに描かれた目の紋様が活かすロボです。
CGで描かれた空中戦は圧巻でした。
右腕のスピアー、左腕の癒しの力と攻防そろい、イカロスバインドで敵の動きを封じ、とどめのオーバーヘッドキックによる「究極天技イカロスダイナマイト」!
ハンターの両腕と、バイソンの脚に換装した「アナザーフット&アーム」も登場して、最後のザコオルグ・蒸気機関オルグを撃退しました。
で、劇場版のガオナイト、そして一時期物語を混乱させたガオゴッドを経て、クリスマス直前に登場したガオケンタウロス。CGの本領を発揮した4つ足ロボをまた見たいと思いつつ。
最後に、最強の究極技として、光球として描かれたパワーアニマル百体による「百獣アニマルハート」の存在を示しておきます。
それらの百獣のデータも『スーパー戦隊アートコレクション』という書籍で公開されました。