部品13画
(カン)
康煕字典
金文
小篆
環や還の部品となるべき字だが、康煕字典には左下の形で目部13画に載り、音ケイ、意味は「驚いて見る」となっている。また、その元となったと思われる説文解字は左の小篆を掲げ、音はエンとする。
字統は小篆の字を「声義ともに字の初形に合わ」ないものだという。むしろ金文の方が今の字体に近い。
左上の字体は、会意。目(
②)+
衣
+
口
③からなる。字統によると、口は環形の玉(ギョク)で、人が息を引き取るとき、衣の襟元に玉を置いて魂振りとすることを示す。再び生気を取り戻すことを願って上部に目を加えたものという。
を部品とする字:
環
還